6月30日(月)、法政大学にてにカリフォルニア大学デービス校のLarry Vanderhoe学長の来校に合わせ、e-ラーニングについての公開セミナーが開催された。この公開セミナーの様子は同大学がセカンドライフ内の所有するSIM「HOSEI UNIVERSITY CAMPUS」内にもライブストリーミングされた。
法政大学とカリフォルニア大学デービス校は、遠隔講義システムを使用した授業交換プログラムを実施していおり、セカンドライフ参入以前から活発にe-ラーニングを推し進めてきた実績がある、今回の公開セミナーでは、Vanderhoef氏がカリフォルニア大学デービス校のグローバル戦略について解説。それ以後の講演でも日米の大学におけるグローバリゼーションについて議論され、その中で法政大学セカンドライフ校とこれまで行ってきた様々な試みが紹介された。
尚、今回のセカンドライフ内ライブストリーミングは、当日リアル会場に来られない同校の卒業生のために行われたもの。しかし入場は無料で誰でも参加可能、さらに公開セミナー自体が全て英語で行われたので、ボーダレスなセカンドライフにおいては海外ユーザーも対象にできる試みだった。
今回の公開セミナーで語られたe-ラーニングの形式は、そのほとんどインターネット上の「ストリーミング」を活用したものだった。しかしそれらと仮想世界とを比較した場合、”アバター”を操ることができる分、仮想世界はより能動的な姿勢で現実味を持って学習できるのではないだろうか。
「HOSEI UNIVERSITY CAMPUS」SIMへテレポート:
http://slurl.com/secondlife/HOSEI%20UNIVERSITY%20CAMPUS/5/129/28
法政大学
http://www.hosei.ac.jp/