プラスチック玩具のLEGOが、現在アメリカのサンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けイベント「GDC」にて、同社の人気商品のブロック玩具をモチーフとした専用MMO「LEGO Universe」を開発中であると発表した。同ゲームは8～12歳の子供を対象としているが、LEGOブランドが好きな大人のユーザーも獲得するため大人でも楽しめるような要素も加えられるという。
「LEGO Universe」の開発は、アメリカ・コロラド州のデンバーに拠点を置くNetDevilが担当している。ユーザーは、部品の交換でカスタマイズできるLEGOの2等身のブロック人形をアバターにし、リアルに存在するブロックと同じようにゲーム内でも自分の家や乗り物などのアイテムを”組み立てて”作ることができる。さらにゲーム内で作ったブロック作品を実際のLEGOの商品として注文できるようにもなるとのこと。同社では、この「LEGO Universe」をリアルのブロックと同様に子供の発育や学習を助ける「知育玩具」にするにはどうすればよいか保護者からも意見を聞いていきたいとしている。