北米で展開している仮想世界「Active Worlds」が、Facebook上で仮想空間を構築できるソーシャルアプリ「Active Worlds 3D Avatar and World Explorer」を発表した。
FacebookはMySpaceと並ぶアメリカの大型SNS。元々は大学生向けに作られたSNSだったが、2006年9月以降は一般にも登録が開放されている。このSNSの特徴は、ユーザーが好きなアプリを選んで自分のページ内に埋め込み自分好みのカスタムできること。アプリ開発者はFacebook上で自分が製作したアプリを公開し、そこから収益を得ることもできる。
今回発表された「Active Worlds 3D Avatar and World Explorer」は、企業や開発者がFacebookをプラットフォームに仮想空間を構築できるというもの。マイクロソフトのIEとActiveXがベースになっているという。なお、既にIBMがこのアプリを社内の内部通信のために採用することが決定しているとのこと。