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マーケティングイベント「MZ Day 2007」開催

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マーケティングイベント「MZ Day 2007」開催
9月7日、東京千代田区のベルサール神田にて「検索が変えたマーケティングの未来を探求する!」をテーマとしたイベント「MZ Day 2007」が開催された。全体のテーマとしては前述の通り「検索」を中心としたものだが、検索に直接関係しないマーケティング関連についてのセッションも実施されている。3Dインターネットを採りあげた「セカンドライフが拓く3Diコミュニケーションの未来」もその一つとして行われた。
セッション前半では、株式会社スパイスボックス ビジネスプロデュース局の飯野正樹氏が「企業にとってのセカンドライフ」について語った。
飯野氏は「企業にとっておいしいPRネタとなる時期はすでに過ぎた」という。
「戸建て程度で『参入』というと非常ながっかり感で迎えられる。(PR効果で)セカンドライフ外(のメディア)に露出させるだけではなく、セカンドライフ内でどうコミュニケーションしていくかのフェーズに入っている」
同氏は具体的な例として、アバターを通して「ブランドを体験してもらう」という使い方をあげた。また、体験者に対して「感謝する」ということを自然に行えるのも特徴のひとつだと語った。一方「ユーザーと直接コミュニケーションできるようになった」ということが「コミュニケーションしなければいけない」ということではないと強調する。「それは難しく考えすぎ」と氏は言い、直接コミュニケーション「できる」という機会をどう生かすかが重要とした。
「今後、(仮想世界サービスの)「meet-me」や「Home」も始まる。今、セカンドライフをやっている人は、今後そこでどう商売すればいいのかの知見をため始めている。」
後半はデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社取締役の徳久昭彦氏が「3Dインターネットの可能性」と題して、ユーザーや企業にとっての3Dインターネットとはなにかをまとめた。その中で氏は「ユーザーにとってはリッチでインタラクティブなソーシャルメディア」、そして「企業にとっては未開の領域。実験場であり、(ユーザーとともにサービスを作り上げていくという)『with C』へのチャレンジといえる」と語った。
セカンドライフのようなサービスによって、時間や空間だけでなく、ユーザーと企業の垣根も取り払われていく様子をとらえ、同氏はセッションの最後に、3Dインターネットを「世界のフラット化を進めるエンジン」と評した。
MZ Day 2007
http://markezine.jp/mzday07/

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