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ディズニー、子供向け仮想世界サービス「Club Penguin」を買収

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ディズニー、子供向け仮想世界サービス「Club Penguin」を買収

米ディズニーがアメリカの子供向け仮想世界サービス「Club Penguin(クラブ・ペンギン)」を買収すると発表した。

Club Penguinは6〜14歳の子供を対象にサービスを展開しており、有料登録70万ユーザーを含む1200万以上のユーザーを抱えている。ユーザーはペンギンのアバターを使って雪に囲まれた仮想世界を舞台にコミュニケーションやイベントを楽しむことができる。
ウォルト・ディズニー社CEOのBob Iger氏は「Club Penguinを獲得することは、高品質のエンターテイメントを世界中に届けるためのテクノロジーを導入するという我々の戦略と一致するものだ。」と語った。ディズニーは2003年にも仮想世界サービス「Toontown Online」を提供した実績がある。さらに、今年後半には「Pirates of the Caribbean Online(パイレーツ・オブ・カリビアン・オンライン)」、2008年には女の子向けの「Disney Fairies(ディズニー・フェアリーズ)」を開始するとしている。
Club Penguinは将来的にヨーロッパやアジア向けバージョンの提供も予定しているとのことで、ディズニーをパートナーとして選んだことについて、Club Penguinの創設者のひとりであるLane Merrifield氏は「我々はClub Penguinの価値を共有するだけでなく、共に世界中の多くの子供たちにClub Penguinを届けることができるパートナーを捜していた。それがディズニーだったのだ。」とコメントしている。

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