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【レポート】仙台を拠点に活動する各種メディアが大集結! 「仙台メディアフェスティバル」レポート

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11月23日(土)、仙台フォーラス8Fにあるコミュニティサロン「TAGE」にて、仙台を拠点に活動する様々なメディアが一堂に会するイベント「仙台メディアフェスティバル」が開催されました。

【レポート】仙台を拠点に活動する各種メディアが大集結! 「仙台メディアフェスティバル」レポート

このイベントは、ローカル新聞、ローカルラジオ番組、フリーペーパー、Webメディア、ご当地キャラ、漫画家、小説家、企業、団体、学生と、ジャンルや組織を超えて「仙台の発信者」が集結し活動内容を紹介する「伝える人たちの祭典」です。各メディアの出展ブースでは、運営の裏側を垣間見られる資料を閲覧したり、運営者やクリエイターと直接交流したりでき、イベント中には運営者同士のトークセッションのコーナーも設けられました。ローカルメディアにフォーカスし、かつ普段あまり表舞台に出てこないメディアの”中の人”に会えるイベントは全国的にもかなりレアではないでしょうか。

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会場には宮城県のゆるキャラ「ケヤッキー」も登場しました。ケヤッキーは宮城県の県木「欅(ケヤキ)」をモチーフに仙台市のイラストレーター・樽井純生さんによってデザインされた、2001年の宮城国体および全国障害者スポーツ大会の公式マスコットでした。両大会終了後も引き続き宮城県のPR活動を行っていましたが、2005年に県の管理を離れ、さらに2007年には現在の宮城県公式PRキャラクター「むすび丸」が登場したこともあり急速に姿を見せなくなりました。しかし2014年に「おいでよ宮城」のTwitterアカウントのアイコンとして再登場したことにより宮城県外の人々にも認知を拡大。そして2017年末より版権所有者の同意を得て晴れて「おいでよ宮城」公式キャラクターに就任するという奇跡の復活を遂げました。

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「おいでよ宮城」ブースにて台風19号で甚大な被害を被った宮城県丸森町への募金を受け付けていたので、少額ですが協力したところケヤッキーの缶バッジを頂いてしまいました。ケヤッキーは仙台市内の各種店舗と提携しており、こうした公式グッズを提示することで店舗ごとに様々な特典を受けることができます。対象店舗と特典内容についてはこちら

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こちらは一般社団法人AFW(Appreciate FUKUSHIMA Workers)のブースに展示されていた福島第一原発の精巧なジオラマで、全体縮尺は1/2000、ジオラマ全体のサイズは横1.4m×縦1mもあります。同団体は東日本大震災の後初めて一般人を福島第一原発に見学に連れて行くことを定期的に始め、現在も福島第一原発作業員および復興に取り組む方々、および廃炉に関する情報を発信しています。このジオラマもその一環で、子供でも興味を持って原発の仕組みと現状を知ることができるようになっています。というのも…

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このように、ボタン操作で好きな場所を光らせることができるギミックが仕込まれているからです。これは原発のどこに何があるかを示しているのはもちろんのこと、LEDの色によって除染の進み具合も表現しているのだとか。例えば青い部分はまだ汚染されているところで、水色の部分は汚染水を保管しているところ、白いところは安全なところなど。

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また地下水の動きを理解するために地下水脈のイメージ再現もしているほか、一部が多層構造になっており、施設を引き出して地下の様子を見ることもできるようになっています。
このジオラマは普段一般人が見ることのできない場所を誰でも知ることができるよう作った教育教材で、どこかで常設展示しているわけではありませんが、逆にどこにでも持ち運びできるよう3分割して持ち運べる構造になっているそうです。イベント等での展示の希望やジオラマを使っての講演・講話も受け付けているそうなので、興味のある方は同団体に相談してみて下さい。

【レポート】仙台を拠点に活動する各種メディアが大集結! 「仙台メディアフェスティバル」レポート
こちらは高校で美術講師をしながらエッセイ漫画「いきなり宮城 宮城県人の知らない宮城県」を刊行した丹野諒祐さんと、フランスで漫画「モモとタイヨウノツカイ」を刊行した佐々野まりえさんの仙台在住の漫画家お2人のブース。当日はその場で似顔絵を描いてもらえるコーナーも設けられました。

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丹野諒祐さんの「いきなり宮城~」は、宮城県外の知人に「今度宮城に行くんだけど牛タン屋以外でオススメを教えて」と言われるものの、なかなかこれといった観光地を説明できず「いっそ岩手に行ってくれ」と言ってしまった丹野さんの実体験を元にしたエッセイ漫画。確かに宮城県内の観光地は、青葉城址のほかには国見や松島など微妙に距離が離れており、宮城観光の本の後半には平泉(岩手)が掲載されている有様。そこで丹野さんは改めて県内の名所や観光地を巡り、宮城県人の目線で冷静にツッコミを入れていきます。
本書はKADOKAWAより出版されており、AmazonなどWebショップや全国書店でも販売されているので勿論宮城県外の方も読むことができます。宮城来訪前の情報源としてもオススメ!

いきなり宮城宮城県人の知らない宮城県

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このイベントを主催したのは東北6県の各地に実際に住んでいる住民が「通信員」となり、東北の”今”を世界に伝える参加型のニュースサイト「TOHOKU360」。同サイト編集長の安藤歩美さんは千葉県出身で、もともと全国紙の新聞記者として東北に赴任しましたが、東北の様々な場所を訪れ、特に東日本大震災後の被災地を取材する中で、東北には世界に発信するべき魅力や課題といった”ニュースの種”が数多くあるにも関わらず、それらが十分に発信されているとは言い難い状況であることに気付き、ニュースプロジェクトとしてこの「TOHOKU360」をスタートしたとのこと。

【レポート】仙台を拠点に活動する各種メディアが大集結! 「仙台メディアフェスティバル」レポート
「TOHOKU360」の特長は、ニュースの一部を360°カメラで撮影したVR動画としても記録・公開していること。VR動画を使った報道は国内外の大手メディアでは既に導入されていますが、ローカルメディアでは現在でも稀な事例です。こんな地方の、さらに県庁所在地でもない都市のご当地行事や話題がVR動画になっているのは何気に凄いことなのでは。

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…とまあイベントのごく一部ではありますが会場の様子をご紹介しました。
なお、イベント中に来場者による投票で今年の「東北流行語大賞」のノミネート語が選出されましたが、現在Web上でその決戦投票が行われています(12月15日まで)。「TOHOKU360」の記事内より誰でも1人3票まで投票できるので、是非東北人以外の方もご参加下さい。投票はこちらから。

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