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【レポート】ファミカセに歴史あり---誰かの名前が書かれたゲームカートリッジ”のみ”の展覧会「名前入りカセット展」

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皆さんは子供の頃、ゲームソフトに自分の名前を書いていましたか?私はパッケージやカートリッジ本体に直接書いていたわけではありませんが「お名前シール」に名前を書いて貼っていました。昔は友達とソフトの貸し借りをしたり、誰かの家に集まってそれぞれが持ち寄ったソフトをプレイするということが頻繁に行われていたため、誰かのものと取り違えないよう皆きちんと名前を書いていたんですよね。それでも中古屋を覗くと、どういう経緯で中古市場に出回ったのか、名前が書かれた中古ソフトが安価で売られていたりします。

そんな昔懐かしい”名前入りカセット”を1000本以上を展示するイベント「名前入りカセット展2019」が、東京・秋葉原の「フライハイカフェ」(東京都千代田区神田和泉町 1-6-7)にて開催されています。

【レポート】ファミカセに歴史あり---誰かの名前が書かれたゲームカートリッジ”のみ”の展覧会「名前入りカセット展」

この「名前入りカセット展2019」を主催する「名前入りカセット博物館」は、名前が書かれたゲームソフトを持ち主へ返すことを目的とした非営利団体で、館長の関純治さん自らが収集・管理するゲームソフトをWEB上で公開しています。現在公開されているのはなんと1300本以上!(うち登録済920本)実際に本人確認でき返却まで漕ぎつけた事例もあるそうです。

【レポート】ファミカセに歴史あり---誰かの名前が書かれたゲームカートリッジ”のみ”の展覧会「名前入りカセット展」
それにしてもこの「名前入りカセット展」、このようにフライハイカフェ入口のガラスを利用し店内に入る前から鑑賞できるようになっているのですが、もう入り口を通る前から面白過ぎます。「ゲームソフトに見知らぬ他人の名前が書いてある」だけでどうしてこうも面白いのでしょう。

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1つのソフトに4人分の名前。もしかしたら仲の良い兄弟で1本のソフトを共有していたのかもしれません。

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こちらも1本のソフトに2人分の名前。英語名なので海外出身の子だったのでしょうか?でもソフト自体は日本のスーファミのぷよぷよ。親の仕事の都合などで日本に住んでいたのかも?…と、そこに名前が書かれているだけで想像が膨らみます。

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【レポート】ファミカセに歴史あり---誰かの名前が書かれたゲームカートリッジ”のみ”の展覧会「名前入りカセット展」
フライハイカフェの中に入ると、壁という壁壁一面に所狭しと名前入りカセットが飾られていました。ひらがな、カタカナ、漢字、ファーストネームのみ、苗字のみ、フルネームと、あらゆるタイプの名前が書かれており、その全てにここに並べられるまでの流転の歴史があると思うと感慨もひとしお。しばし童心に返ることができました。

【レポート】ファミカセに歴史あり---誰かの名前が書かれたゲームカートリッジ”のみ”の展覧会「名前入りカセット展」
展示されている名前入りカセットを見ていると、なんとなく幾つかの「傾向」があることが分かってきます。特に多いのが「名前+数字」。数字が遠し番号で順番に展示されていると「これは〇〇さんという人の〇〇本目のソフトなんだろうな」とある程度想像できるのですが、こちらの「はしもと」さんのソフトに書かれている数字は全て「3501」。一体何を示す数字なのでしょうか?電話番号の下4桁?

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あとよくあるのが、初代ファミカセの”背”にわざわざタイトル名を書いているケース。初代ファミコンのソフトは外箱の規格がメーカーごとに全て異なっており、サイズがバラバラで収納しにくかったため、敢えて外箱から出して裸の状態で収納するケースも結構ありました。おそらくこれらの持ち主は、ソフトを立てて並べて収納していて、どれが何か一目で分かるように”背”にタイトル名を書いていたのでしょう。「迷宮組曲」の文字に影が描かれているのが細かいです。

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他にもよくあるのが名前+シールという組み合わせ。ここら辺なんてはや名前入りカセットという名のタイムカプセルです。初代ファミコンのソフトの裏にビックリマン!けろけろけろっぴ!80年代後半の時代の空気がそのまま詰まっています。

なお、展示されている名前入りカセットの中にかつて自分が持っていたものがあり、自分が持ち主であることを証明することができればその場で返却してもらえるとのこと。自分も以前名前を書いたソフトを持っていたのに、いつの間にかなくなっちゃったなあ…なんて方、この週末にここに探しに行ってみませんか?

「名前入りカセット展2019」
開催日:11月16日(土)~12月8日(日)
※会期中もフライハイカフェとして通常オープン
オープン時間 平日16:00~21:00 土日12:00~21:00
会場:フライハイカフェ
東京都千代田区神田和泉町1-6-7(JR秋葉原駅から徒歩5分)
入場料:無料

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