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【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」

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【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」

東京ゲームショウ2019のインディゲームコーナーに、ドイツのADK GamesによるPC用アドベンチャーゲーム「The Voice Inside」が出展されていました。本作の特徴は、そのタイトルどおり「声」によってキャラクターを操作するゲームシステム。コントローラーもキーボードも一切使用せず、本当にプレイヤーの声だけでキャラクターが動くインタラクティブさに多くの来場者が足を止めていました。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
本作は「サイコロジカルホラー」を謳う3Dアドベンチャーで、ステージは全て白と黒のモノトーンで構成されており、オブジェクトも抽象的なものばかりの不思議な世界。主人公は真っ黒な心臓から生みだされたトカゲのような生き物ですが、その眼窩には目がなく、また後ろ脚も膝から下がないため前足のみでのそのそと這いずり回るしかありません。そこでプレイヤーが声で動きを命令し、ゴールまで導くというわけです。この世界は一体何なのか?そもそも主人公の生き物も何なのか?なぜこんな姿なのか?興味が沸いてきますが、それに対する答えはゲームの中で示されることはありませんでした。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
命令に使えるボイスコマンドは30種類以上で、「Move」もしくは「Go」で生き物が全身し、「Run」や「Hurry」で走り、「Stop」で停止します。また、方向転換する際は「Turn Right」「Turn Left」で左右それぞれへ90度曲がり、その前に「45」を加えると左右それぞれへ45度曲がります。他にも「Sneak」で忍び足、「Jump」でジャンプ、「Slow Down」で速度を落とすなど、かなり細かく動きを制御できました。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
ゲームを始める前に、まずはちゃんと音声認識するかどうかをチュートリアルで確認します。たまに認識してくれない時もありましたが、これは場内が騒がしいためで、部屋で一人でプレイする際は問題ないとのこと。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
ステージは基本的に暗く、生き物の周囲だけが円形状に明るくなっており、この灯りを頼りに前に進みます。なお、生き物のスキルはこの「周囲を照らす」ことだけで、攻撃もできなければ防御もできず、ただステージに配置されている様々な障害物を避けて進むしかできません。順路が示されていたらそれに従い「Turn Right」「Turn Left」で方向転換しながら進み、段差や亀裂があったら「Jump」で乗り越え、橋の上を進む際は「Slow Down」で速度を落とし…と、ステージの構造に合わせて頻繁に声で命令しなければならず、プレイしているうちに本当に生き物に話しかけているような気分になり、徐々に愛着すら沸いてしまいました。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
突然前に立ちふさがる人面型のオブジェクト。最初見た時はただの装飾だと思っていたのですが、実は突然襲ってくる衝撃波をやり過ごすための盾になってくれる存在でした。このように、状況に応じて周囲にあるものを利用する臨機応変さも求められます。

【TGS2019レポート】操作に必要なのは自分の「声」のみ 声で謎生物を導くアクションゲーム「The Voice Inside」
それにしても驚かされたのはその美しいグラフィックと意味深な世界観。闇の中から現れ形を変化させるキューブ状の抽象的なオブジェクトや、動き続ける無数の歯車、青く発光する謎の球体etc... 本作を開発しているADK Gamesは現役学生2人によるユニットだそうで、そのスキルの高さとセンスの良さが伺えました。
本作は現時点ではまだα版だそうですが、今後はVR対応やマルチプレイ、さらに日本語対応も予定しているそうで、今年中にSteamにてアーリーアクセス版を公開する予定とか。このビジュアルや世界観にピンと来た方、ホラーが好きな方、ボイスコントロールを試してみたい方はSteamでウィッシュリストに登録するなどして今からチェックしてみましょう。

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