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【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」

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【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」

国内外から選りすぐりの独創的なタイトルが並ぶ東京ゲームショウ2019のインディゲームコーナーの中で、一際異彩を放っていたタイトルがありました。それがこの「のへ門」ブースの「くじ引きサイクル」です。2台のPCと共に並んでいたのは、どこからどう見てもくじ引きに使用される「ガラガラ」。オリジナルの入力デバイスを使用したタイトルは過去のインディゲームコーナーにも出展されていましたが、ガラガラが出展されたのはおそらくこれが初めてでしょう。

【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」

「くじ引きサイクル」は,単純作業のバイトで稼いだバイト代をくじ引きに全突っ込みし続ける中毒性の高いゲームです。バイトはケーキ工場のライン。まずプレイヤーは、バイト用のPCに向かってケーキを箱詰めし、ある程度バイト代が貯まったら今度はそれをくじ引き用のPCで使用し、実際にガラガラを回してくじを引きます。

【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」
こちらがバイト風景。左側のレバーを前に倒すと箱詰め用のケーキが出てきて、右側のボタンを押すと空箱がベルトコンベアー上を流れてくるので、ケーキをドラッグアンドドロップで箱の中に詰めていきます。ケーキにはちゃんと物理があり、入れる位置がずれると箱から転げ落ちてしまうことも。ただし箱詰めに失敗してもペナルティはないので、失敗しても気にせずどんどん箱詰めをこなしていきます。箱の中は2分割されており、2個ずつ詰めていくのが適切なように見えますが、実は何個詰めてもOK。入れたケーキの数が多ければ多いほどもらえるバイト代が増えていくので、慣れたらできる限りたくさん詰め込んでいきます。

【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」
そこそこバイト代が貯まったら、いよいよガラガラを回してのくじ引きタイムです。実際にガラガラデバイスを回すと、それがくじ引き用PCの画面内のガラガラとも同期し玉がポンポン飛び出してきます。くじ引きの玉には5段階のレア度があり、最もレアな黄色い玉の「大当たり」が出る確率はわずか0.1%だったのですが、筆者は運良く一回目のくじ引きでそれを引き当ててしまいました。ちなみに黄色い玉が出ると画面が光ってそれをお祝いしてくれるのですが、ゲーム的にお得なことは特に何もありません。

【TGS2019レポート】バイト代をくじ引きに全突っ込み!フィジカルなガラガラとゲーム画面が完全連動するハプティクスVR(?)な「くじ引きサイクル」
なお、くじ引きの景品は「バイトの効率UP」で、玉それぞれにバイト単価が一定額アップしたり、補充できるケーキの数が増えたりといった効果があります。つまり、くじを引けば引くほどバイト代もUPしていき、それに伴い引けるくじの回数も多くなるということ。くじを引いてから再びバイトに戻ると、効率UP効果のおかげで以前とは比較にならないほど稼げるようになっています。一回ケーキを箱詰めしただけで500円以上もらえるなんて!一方、くじ引きの値段は1回100円のまま変わらないので、プレイヤーは稼いだら稼いだ分だけいくらでもくじを引くことができます。

…と、ここで勘の良い方はもうお気づきでしょう。そう、これは「くじ引き」をメインにしたクッキークリッカー系のインフレゲームです。くじを引けば引くほどバイト代が天文学的数値にまでUPし、さも本当に大金を持っているかのような錯覚に陥り、それをまたくじ引きに全突っ込みする「散財」が快感になってくる…こうしてプレイヤーは溢れ出る脳汁の赴くまま、バイトとくじ引きを延々と繰り返すループにはまってしまうのです。

この”脳汁ダダ漏れ感”を演出しているのがフィジカルなガラガラデバイス。実はこれの中にはNintendo SwitchのJoy-Conが入っており、もともとコントローラーに内蔵されているセンサーによってガラガラが回っているかどうかを判断し、バスシェーカーに信号を送って振動させているとのこと。これがないとガラガラはただ抵抗もなくくるくる回っているだけで、確かにゲーム画面を操作できるけれども面白みは半減してしまいます。ガラガラを回した時に、その動作が実感できる「振動」があるかどうかは感覚の再現において意外と重要です。ある意味これはハプティクス(触感)VRコンテンツでもあるのではないかと思ってしまいました。

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