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【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」

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現在、宮城県仙台市のショッピングビル「仙台フォーラス」の地下一階にて、「音」を鑑賞する展覧会「とろける音展」が開催されています。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」

この展覧会を開催しているのは、仙台市青葉区を拠点に世界初のフルデジタルスピーカー「OVO」などの音響機器を開発する株式会社JDSound。上のポスターにある「ASMR」とは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略称で、日本語では「自律感覚絶頂反応」と呼ばれる、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる心地良い感覚・反応を指す言葉です。医学的に解明されてはいないものの、リラックスできたり睡眠誘導・安眠に効果があったという実例もあるようで、最近Youtubeでも「ASMR動画」が人気を集めています。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」
会場はこんな感じ。「音」を鑑賞する展覧会なので、当然絵や写真など目で見て鑑賞できるものは何もなく、無機質なコンクリートの壁には、これまた無機質な真っ黒なキャンバスが架けられているだけです。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」
まずは開場前に”展示”されているこの作品を鑑賞してみましょう。作品タイトルは「〆切前前夜、あるいは怒り(not in time and the madness)」で、作者名は「キーボード」。鑑賞するためキャンバスに耳を近付けると、中からカタカタと高速タッチタイピングしている音が聞こえてきて、作品タイトルの状況がつかめてきました。確かにこれは〆切直前な感じがします。
印象的だったのは、会場はショッピングビルのフロアの一角で、当然周囲は隣近所のショップのBGMやお客さんの声などで雑然としており、決して静かで音の鑑賞に適しているとは言い難いい環境だったのですが、それでもキャンバスに耳を近付けるとクリアで臨場感のある音を聞けたことです。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」
そこでキャンバスの裏を見てみたら…スピーカー「OVO」がテープで直接貼られていました。意外とシンプルな展示方法だったようです。でもこれ、音響やガジェットについてあまり詳しくない一般人にも「OVO」の性能を気軽に体験してもらう手法としてかなり上手い!しかもキャンバスに耳を近付けて音を聞くという能動的なアクションが伴うので、来場者の記憶にも残りやすいのではないでしょうか。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」
展示されている音は、「ささやきと許された妄想」「夜営の語らいと本音と嘘」「日曜昼下がりの喫食、そして至福」「夏の日のあの子の入水」「晩夏の夜長に秘密の一献」「幸せないつもの朝の台所」などなど、来場者にその音が発せられている状況を想像させ、かつ暑い夏に涼しさを感じさせるものばかり。特に「夜営の語らいと本音と嘘」は、作品の側に椅子が置かれており、ここに座ってずっと聞いていたくなりました。

どの作品が具体的にどんな音かをここに書くとネタバレになるので敢えて伏せておきます。もともとこの展覧会は8月11日(日)1日だけの企画でしたが、好評だったために急遽会期が8月18日(日)まで延長されました。入場は無料なので、どんな音が展示されているか知りたい方はぜひ実際に会場まで足を運んで脳がとろけるような音を鑑賞してみて下さい。

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」

【レポート】フルデジタルスピーカー「OVO」のクリアな音質に脳が”とろける” 「音」を鑑賞する個展「とろける音展」
会場では「OVO」の実機を見ることもできます。

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