んふんふ！（今月、クラウドファンディングで支援していたなめこの単行本「なめよん」の第2巻」が到着しました！）
これは、株式会社ビーワークスが、同社が提供する人気スマートフォン向けゲームアプリ「おさわり探偵 なめこ栽培キット」シリーズの4コマ漫画「なめよん」の単行本未収録エピソードを書籍化するために「CAMPFIRE」にて3月より実施していたクラウドファンディングプロジェクトの返礼品の一つです。クラウドファンディングは支援金額に応じて様々な返礼品（リターン）が用意されますが、実は私も実物の単行本がもらえるプランで支援をしていたのでした。
なお、このプロジェクトは300万円の目標金額にその約4倍にあたる1232万5,104円が集まり、支援者も2381人を数えるという大成功に終わりました。なめこ栽培家の団結力恐るべし。一時は目標達成の度に段階的に追加される「ストレッチゴール」の告知が爆速で増え続ける支援金額に間に合わないなんてこともありました。
んふんふ（ストレッチゴールの返礼品も含めたセットの中身です。2,160円の一番低額の支援コースでこの充実した内容。最高！）
んふんふ（まずは単行本本体をご紹介します。「なめよん」の第2巻はこの黄色いカバー。白いカバーはストレッチゴールで追加された特典です。なめこが手を繋いでいるデザインがかわいい！それぞれの表情が異なり、背の部分に王様なめこが来るようになっていたり、1人だけダンボールなめこさんが混ざっていたりと何気に凝っています。）
また、背表紙にはクラウドファンディング実施前の裏話的な4コマが2本掲載されています。こちらはこの特典カバーのために描かれた描きおろし作品とのこと。
んふんふ（2014年に刊行された「なめよん」第1巻との比較。第1巻は株式会社KADOKAWAから発行されましたが、第2巻の装丁デザインもこれを踏襲しているので、一緒に本棚に並べても違和感がありません。）
んふんふ（厚みを比較すると、見るからに第2巻の方がページ数が多いのが分かります。なぜならば…）
なめこの公式ショップ「なめこ市場 東京本店」にて定期的に配布されるフリーペーパー「毎菌新聞」に掲載されている作品の分が増えているからです。第1巻にも毎菌新聞の作品は収録されていましたが、あれから毎菌新聞もかなりたくさん発行されましたからね。
なお、巻末の奥付けには”Special Thanks”とクラウドファンディングの支援者およびCAMPFIREの担当さんへの謝意も記載されていました。
んふんふ（個人的にグッときた特典は、このコピーで刷られたペラいちの「ペーパー」。なんかこう、同人誌即売会のスペースでもらったり、同人誌を通販で購入した時に同封されるペーパーのような趣（おもむき）を感じます。デジタル全盛の現代において、手描きのイラストとテキストをコピー紙で見るDIY感覚な楽しみは何とも言えません。というか、考えてみればこの「なめよん」第2巻も同人誌のようなものですよね？一企業が製作費をクラウドファンディングで募った大掛かりなオリジナル同人誌です。）
他にも、表紙カバーに描かれている長なめことなめこをデザインしたステッカーに…
オリジナルデザインの4コマノート…
もったいなくて使えない！
そして収録されている4コマ作品を”拡張”できるしおりもあります。
この4コマ拡張しおりが良くできていて、どんな作品に合わせてもなんとなく内容が合い、元の作品には無かった味わいが加わります。しおりに描かれているレアなめこと4コマに登場するレアなめこの種類を合わせると特にピッタリ感が増します。
んふんふ（ということで単行本をじっくり読みましたが、第1巻の時よりもさらにその時々の時事ネタが増えており、作品と共に描かれた当時の事件や出来事、なめこ周りのニュースや話題が思い出されて非常に懐かしくなると共に「あれってもう●年前？！」と時間経過の速さに戦慄を覚えました。あと4コマを描いたビーワークス社の中の人の世代的なネタも多数あり、特に30代～40代前半の人に刺さりそうな雰囲気を感じました。かく言う私もドンピシャでその世代だったりするんですが。）
この単行本は現時点ではクラウドファンディング限定での刊行で、既存の出版社からの刊行予定はありません。クラウドファンディングの受付終了後にその存在を知った、もしくはなめこを好きになった…という方は、まずは現在も市販されている「なめよん」第1巻をチェックしてみて下さい。
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