バルス株式会社が、GMOベンチャーパートナーズ株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社をはじめとする計3社より合計3.5億円の資金調達を実施した。
バルスでは、都内にモーションキャプチャスタジオを保有し、そこから全国のライブ会場へリアルタイムのバーチャルアーティストのライブパフォーマンスを伝送している。アーティストは会場に設置されたカメラやマイクから会場内の様子を知ることができ、観客とアーティストが双方向のコミュニケーションを取ることができる。現在は、株式会社ヒューマックスシネマとの提携により、池袋HUMAXシネマズにてライブを実施している。
また同社では、映画の楽しみ方から映画館での鑑賞マナーまで、映画に関するあらゆることを全身で伝えるVTuber「夜子・バーバンク」のプロデュースも手掛けている。
今回の資金調達により、今後同社は全国はもとより、海外でもバーチャルアーティストのライブが展開できるよう拠点を増やしていくことにも注力していくほか、大規模なライブイベントだけではなく小規模なイベントを簡易的にできる仕組みの拡大や、手軽に使えるバーチャルキャラクターの制御技術の発表を予定しているという。