株式会社リコーが、誰でも簡単に360°のVRコンテンツを制作・公開可能なクラウドサービス「THETA 360.biz」にて「AI画像補正」を含む3つの新機能の提供を開始した。
「THETA 360.biz」は、誰でも簡単に360°のVRコンテンツを制作・公開可能なクラウドサービス。2014年のサービス開始以来、約5,000社に導入されており、2018年度は前年比約180％のユーザー伸び率となった。
今回新たに提供が開始された機能は、画像処理技術とAI技術を活用した「AI画像補正」と、「画像ダウンロード」「IPアドレスによるアクセス制限」の3つ。特に「AI画像補正」は、360°画像をアップロードするだけで自動的に画質を補正することをリコー独自の技術で実現したもので、具体的には「明るさ・彩度の補正」「ノイズの軽減」「複数画像の印象統一」が、新たなツールを導入することなく簡単に行える。
また、「画像ダウンロード」は、「THETA 360.biz」にアップロードした画像を管理コンソールよりダウンロードできる機能で、「IPアドレスによるアクセス制限」は、ユーザーの要望に応じてプレイヤーのView URL、管理コンソール、Web APIに対してアクセス可能なIPアドレスを設定できるもの。いずれの機能も利用は「ビジネスプラン」および「エンタープライズプラン」のユーザーのみとなっている。