VAQSO Inc.が、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)に取り付けることでVR空間に「香り」を加えることができる匂いVRデバイスの「VAQSO VR」を開発者向けに発売した。価格は999ドルで出荷は11月末の予定。
「VAQSO VR」は香りを放出するカートリッジを最大5種類まで取り付けることができる臭覚VRデバイス。VRコンテンツのシーンやアクションに連動して匂いを感じることができ、Oculus RiftやHTC Viveなど様々なVRヘッドマウントディスプレイに対応する。
カートリッジの種類は、海や森といった自然を再現した香り、コーヒーやカレーなどの食べ物の香り、さらにゾンビの腐敗臭や女性が振り返ったときのシャンプーの香りなど15種類が用意されており、1種類70ドルで追加購入することができる。また法人向けに1種類3000ドルで香りのオーダーメイドも行うという。なお、開発者向けに無料のAPIも公開される。