やってみた コラム

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」

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今月、フィンランド・ヘルシンキに拠点を置くモバイルゲームディベロッパーのFrogmindが、同社初の基本プレイ無料・アイテム課金制(F2P)のスマートフォン向けゲーム「Badland Brawl」を正式リリースしました。
もともとFrogmindは、謎の生き物「クローン」を操作し、まるで絵本の世界のような幻想的な森の中を様々なトラップを避けながら進んでいく美麗な横スクロールアクションゲーム「BADLAND」とその続編「BADLAND 2」の開発で知られており、この「Badland Brawl」もこれまでの「BADLAND」シリーズと世界観を同じくしています。ただ、前2作が有料配信されている美麗雰囲気ゲームだったのに対し、この「Badland Brawl」は美麗なグラフィックよりもリアルタイム対戦という「ゲーム性」を強く打ち出したタイトルで、収益モデルもアイテム課金のF2P。そのため従来シリーズのファンだった雰囲気ゲーが好きなプレイヤーの評価は賛否両論のようです。

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【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
本作の主な内容は、自分のタワー(青)を防衛しながら対戦相手のタワー(赤)を攻略するため様々なユニットを育成して繰り出すというもの。まあ一般的なタワーディフェンスゲームと同様ですが、チュートリアルが終わったら即他のプレイヤーと対戦するという「PvP」を主軸としています。感覚的には、同じくフィンランドを拠点とするSupercellの「Clash Royale(クラッシュ・ロワイヤル)」(iOS/Android)に似ていますが、奇しくも本作を開発するFrogmindは2016年10月にSupercellと資本業務提携を行っています(過去記事はこちら)。本作の開発に於いても、もしかしたら何らかのアドバイスがSupercellからあったのかもしれません。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
本作で何より面白いのはユニットの出撃のさせ方です。画面下部にあるユニットゲージが貯まったら、それに従いその時出撃させられるコストのユニットを戦況に応じてフィールドに投入するというプレイ自体は他のタワーディフェンスゲームと変わらないのですが、投入の仕方が「ひっぱりアクション」なのです。まるで弓やスリングショットを引いて敵に狙いを定めるような……ってこれアングリーバードじゃね???SupercellのみならずRovioのノウハウも応用するとは、まさにフィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取りです。以前参加したモバイルゲーム系のカンファレンスイベントで、フィンランドでは狭い業界内でパクったパクらないで争ったりせず、上手く機能したノウハウをどんどん他社&他者同士で公開・共有すると聞いたことがあるのですが、どうやらそれは本当のようです。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
ひっぱったときにどう飛んでいくかガイド線が表示されるところまでアングリーバードそっくり。ユニットごとに飛べる距離や飛ぶパターンがそれぞれ異なるので、それも把握して戦況に合わせて使い分けます。一気に敵タワーに投入して直接攻撃するもよし、敵ユニットに当てて弾き飛ばすもまたよし。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
あと、爆弾を投入した後に大きなハンマーを持ったユニットを投入すると、そのハンマーで爆弾を敵のタワーに投げ込むといったユニット同士の連携効果も発動します。どれとどれを組み合わせるとどんな動きをするか?どんな効果が生まれるのか?を試行錯誤して探り出す要素も楽しめます。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
お!敵タワーの体力ゲージが半分になってタワーが一段階低くなった!こうなったらもう一押しです。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
バトルに勝つと、ユニットのカードやゲーム内通貨が入った卵が開いてご褒美を獲得できます。ユニットカードが規定の枚数以上になるとレベルアップさせることができ、攻撃力やスキル、防御力がどんどん上昇していきます。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
ある程度ユニットカードが貯まったら好きなものを選んでパーティを編成しましょう。1つのパーティあたり8枚のカードを設定可能ですが、何気にこれもクラクラと同じですね。ユニットはいずれもコミカルなデザインになっていますが、実はいずれも過去の「BADLAND」シリーズに登場したキャラクターやギミックを基にしたものばかりで、よく見るとちゃんと世界観がつながっていることが分かります。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
なお、本作独自の要素として、時間経過に従い中央の丸いゲージが満タンになると「スーパーナチュラル」という特別な効果が発動します。ここでは上から爆弾が次々と落ちてくるというもの。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
これが落ちてきたタイミングを上手く狙い…

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
遠くまでオブジェクトを弾くことができるロケット系のユニットを投入すると…

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
次々と爆弾が敵のタワーに放り込まれ、爆発を起こし、一気に敵の体力ゲージを削ることができます。

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
見事勝利!

【やってみた】フィンランド産ヒットタイトルの良いとこ取り 美麗アクションゲーム「BADLAND」シリーズのタワーディフェンスゲーム「Badland Brawl」
ある程度勝つごとに、この「BADLAND」シリーズの世界を解き明かすストーリーが徐々に開放されていきます。これまで世界感や背景について一切説明されることなく、プレイヤーの想像に任せられていたのでこれはとても貴重!

本作はPvPタイトルとして作り込まれたため、従来のアート性の高い美麗な雰囲気ゲーな側面は失われましたが、その一方でプレイを重ねることで作品世界をより深く知ることができる内容となっています。もちろんタワーディフェンスゲームとしても普通に面白く、特に「ユニット同士の組み合わせ」を考える必要があるので戦略面も何気に深いです。オススメ!

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