H2L株式会社が、アームバンド型コントローラで直感的なVR/AR体験を提供するデバイス「FIRST VR」を導入した遠隔教育プロジェクトを沖縄STEM教育センターとの連携企画により開始した。また、NTT西日本沖縄支店からは遠隔教育に必要なVR用のスマートフォンの提供に協力してもらっているという。
FIRST VRは、スマートフォンでVR/ARが体験できるコントローラーとゴーグルがセットになったデバイスで、アームバンド型のコントローラーを腕に巻くことで、自らの手をコントローラーとしてVR/ARを操作できるのが特徴。軽くてコンパクトな仕様で、VRやARを体験したことのない人でも手軽にコンテンツを楽しめる。
同社では、今回のプロジェクトにより沖縄と東京間をバーチャルに繋げ、FIRST VRを手の動作の入力手段として、遠隔地へのコミュニケーション手段の一つとして使用する。これにより、遠くにいながらにしてバーチャルに教育が受けられ、更に手の動きも連動してよりコミュニケーションや指導手段に幅が出るとのことで、同社ではこのプロジェクトを通して遠隔教育の可能性を広げていくとしている。