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積木製作と昭和電業社、VRと感電装置を組合せた安全教育プログラムを共同開発

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積木製作と昭和電業社、VRと感電装置を組合せた安全教育プログラムを共同開発

株式会社積木製作と感電体感器を製作・販売する株式会社昭和電業社が、感電デバイスを組合せた「感電体験」VRコンテンツを共同開発した。

このコンテンツは、積木製作が制作販売する「安全体感VRトレーニング」の新シリーズ「安全体感装置シリーズ」の第1弾で、VRヘッドマウントディスプレイによるVRだけでは実現出来なかった痛みを伴う「感電」の再現により、「盤内配線作業中の感電」の危険性を実感をもって学べる体感教育プログラムとなっている。
感電の再現は、手軽で安全に感電体験ができる昭和電業社の「KENTAC4250」をベースとしてUSBでPCに接続し、VRコントローラ(HTC Vive)に専用のアタッチメントを取付けることによってVRプログラムと同期させた。取付けた電極へ電流(1.0~3.0mA)、周波数(50/60Hz)、出力時間(0.1~1.0秒)を切替えて流すことができ、安全に配慮した人体保護抵抗、緊急遮断回路を搭載。商用電流とは絶縁され、電極内の閉じたループのみに電流を流す安全な設計となっている。

積木製作と昭和電業社、VRと感電装置を組合せた安全教育プログラムを共同開発

なお、コンテンツの制作には、現場の声を反映させたリアリティのある正しい教育プログラムを提供するべく、感電事故の再現やシナリオ、技術背景、環境再現などを、富士電機株式会社が監修している。

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