グリー株式会社が、産業技術発展への貢献と自社エンジニアの技術開発力向上を目的として、外部研究機関との連携を強化すると発表した。その第一弾として、日本最大級の研究機関である国立研究開発法人 産業技術総合研究所に同社社員が出向し、ディープラーニングに関する研究を開始したという。
出向者が所属する人工知能研究センターは、日本の人工知能研究の中核拠点として多数の優れた研究者を抱え、海外の研究機関との連携や、国内の複数メーカーとの共同研究チームの設立などを行っている。今回、出向者はグリーの事業とは直接関係しない、広く社会に益する研究課題に従事することとなるが、同社ではそこで得られた様々な知見や人的ネットワークなどをグループ内の事業へ応用・拡大していく見込み。