株式会社Wright Flyer Studiosが、顧客満足度向上を目的とし、 IBM Watsonを活用した24時間365日利用可能なAIチャットボットによる問い合わせ対応を開始した。AIチャットボットシステムの導入により、よくある質問と回答（FAQ）や蓄積された過去の問い合わせ内容の学習データの中から、AIが適切と思われる回答を顧客に対し自動で応答する。
このAIチャットボットの導入により、問題の解決策や適切なフォームへの案内をすることで顧客の質問の手間や、問い合わせに掛かる時間を軽減することができる。また早朝、深夜など顧客の幅広いニーズに応えることも可能となる。
今回の本格導入に先立ち、3月より「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか〜メモリア・フレーゼ〜」(国内版)においてABテストを実施した結果、ユーザーからの問い合わせのうち最大で40%をAIチャットボットを通じた自動応答により解決することができたという。
同社では、今後は更なるサービスの向上を図るべく、Wright Flyer Studiosの他タイトルや今後配信予定の新作タイトルへの導入も順次行っていくとしている。なお、今回のシステム導入にあたっては、株式会社ジェナが提供するIBM Watsonを活用したAIチャットボットサービス「hitTO (ヒット) 」を採用したとのこと。