株式会社BiPSEEが、歯の治療時の苦痛をVRで軽減する「BiPSEE歯科VR」のブラッシュアップに協力してくれるパートナー歯科医院の募集を開始した。対象は東京23区内の20歯科医院で、2か月間の無料体験を通じ「患者さんの不安を軽減し、治そうとする力を引き出す歯科治療」を広めていく。
「BiPSEE歯科VR」は、歯の治療中に患者が装着するVRサービス。VRゴーグルで視界が遮断され、動画に集中することで患者の痛みと不安を和らげるのが狙いで、姿勢誘導技術(特許出願中)により治療に最適な姿勢を保つことができるため、歯医者にも好評なVRツールだという。2017年にリリースしたβ版は10歯科医院で既に導入されており、アンケートでは96%の子供が“歯医者さん、楽しかった!”と答えたほか、試験的に大人の治療にも歯科VRを導入したところ、緊張感が和らぐと好評だったとのこと。同社では2018年7月に本格的なサービス提供開始を予定しており、今回募集するパートナー歯科医院と協力して使い方やニーズの検証を進め、一層使いやすいサービスへと進化させていくとしている。