GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社が、ハンドメイドマーケット「tetote(テトテ)」を「minne(ミンネ)」に統合すると発表した。これに伴い「tetote」は、2018年3月30日(金)に決済機能を停止し、2018年6月25日(月)をもってサービスを終了する。
「tetote」は、2011年6月のサービス開始以来、ハンドメイド作品を誰でも出品・購入できるWebマーケットとして、主に入園・入学グッズといったキッズ向けアイテムの取引を中心に、子供を持つ30〜40代の女性から支持を得てきた。一方、2012年1月にサービスを開始した「minne」は、アクセサリーから食品まで幅広い作品カテゴリを取り扱っており、現在では作家数約40万人、作品数約700万点、2017年の年間総流通額は100億円を超える国内最大のハンドメイドマーケットとして成長を続けている。
GMOペパボは、2015年5月に「tetote」を運営するOCアイランドの株式(5,580株 発行済み株式総数90.0%相当)を取得しグループ化していたが(過去記事はこちら)、今回サービスの開発・運営のリソースを「minne」に集中することで、ハンドメイド事業の拡大を加速させるべく「tetote」を「minne」のサービス統合を決定したという。
同社は、「tetote」で作品を販売しているユーザー向けに公開・出品中の作品データを「minne」へ簡単に移行できる「お引越しサポートツール」を2018年2月28日(水)より「tetote」サイト内のサービス統合のお知らせページで公開する。また、「tetote」で作品を購入しているユーザーについては、「minne」に登録することで引き続きハンドメイド作品の購入を楽しめる。
統合までのスケジュールは以下のとおり。
2018年2月28日(水) | 「tetote」作家様向け「お引越しサポートツール」公開 |
---|---|
2018年3月30日(金) | 「tetote」決済機能の停止 |
2018年6月25日(月) | 「tetote」サービス終了 |
「つくる」のある暮らし (憧れの手芸作家+minneの人気作家)