米カリフォルニアに拠点を置くAR系スタートアップの8th Wallが、シリーズAの投資ラウンドにて800万ドル(約8億7000万円)を調達した。
8th Wallは、Appleの「ARKit」やGoogleの「ARCore」といった各社ごとに提供されているARフレームワークとシームレスに連携し、スマートフォンのスペックに関わらず同じ品質のARコンテンツの表示を可能とするARプラットフォームを開発している企業。既に空間内を自由に動き回れる6DoF(縦・横・奥行きの三方向とそれぞれの軸に合わせた回転移動)に対応したトラッキング用のコンピュータービジョンアルゴリズムをリリースしている。同社では、今回調達した資金を今後発売予定の機種を含めたありとあらゆるスマートフォンに対応するARアプリ/コンテンツのクオリティアップのために使用するとしている。