フィンランド・タンペレに拠点を置くインディゲームディベロッパーの10tonsが、発明家で交流電流の活用を提唱したことで知られる二コラ・テスラと、「コズミック・ホラー(宇宙的恐怖)」と呼ばれるSF的要素を持つホラー小説作品で知られる小説家のハワード・フィリップス(H.P.)・ラヴクラフトがバトルを繰り広げるスチームパンク&クトゥルフ神話なPC向けトップダウン(見下ろし視点)シューティングゲーム「Tesla vs Lovecraft」をSteamにてリリースした。ダウンロード価格は1,480円。
「Tesla vs Lovecraft」は、H.P.ラヴクラフトが書く「クトゥルフ神話」作品に登場する異形の古き神々や眷属によって研究所を燃やされてしまった二コラ・テスラが、戦闘ロボット「テスラメカ」と科学技術を駆使してH.P.ラヴクラフトと対決するシューティングゲーム。トップダウンのステージ上でショットガンやエネルギーウェポン、X線ブレードなど様々な武器を使用して異形の神々や眷属を攻撃しつつ、量子テレポートを使用して攻撃や障害物を回避するという内容で、ボス戦のあるストーリーモードと他のプレイヤーとランキングを競うサバイバルモードがあり、2~4名のプレーヤーが一緒に敵を倒す強力プレイ機能もある。
ユリイカ 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界 ―ラヴクラフト、TRPG、恐怖の哲学 ―