「Lead Light」は、自動で前へと進むチューブ状のコースの中を光を集めながら障害物を避けていくスマートフォン向けアクションゲームです。操作方法は、画面スワイプで自分の光を動かしてコース上を導くだけ。チューブの中を発光しながら高速で走る光は美しく、進めば進むほどバックの色がグラデーション変化するコースもスタイリッシュで雰囲気ゲーとしても楽しめるタイトルです。
ゲームはスタート画面をタップするとチュートリアルもなくいきなり始まります。まずは少し先に見える光の列をGETすることを目指しコースの上の方に光を導きましょう。
コース上の光を拾うと自分の光の輝きとスピードが一気に増し、光の尻尾を伸ばしながら高速でコースの中を突き進んでいきます。集中線がより一層スピード感を演出していますね。
光を拾いそびれてもすぐにゲームに支障はなくそのまま進めますが、徐々に自分の光が小さくなりスピードが落ちていきます。進むスピードが落ちればその分障害物を避けやすくなるのでそれはそれでOKなのですが、光が小さくなるといざ障害物に当たった時にゲームオーバーになりやすくなってしまいます。敢えて光を拾わずに障害物を避けやすくするか？それとも光をたくさん拾って耐久性を維持し障害物にぶつかった時のリスクを小さくするか？シンプルなゲームながら何気に戦術も求められます。
最初のコースのバックは紫～青紫ですが、ある程度先に進んだら緑～青に変化しました。それと共に障害物の配置も複雑になり避けるのがより困難に。反射神経が求められます。
あ！遂に障害物に激突してしまいました。障害物に当たると光が飛び散り小さくなってしまうので、コースの先にある光を集めて回復しましょう。
コース上には常に障害物があるわけではなく、それが一切なく光の列が複数配置されている”ボーナス”的なエリアが定期的に出現するので、ここに差し掛かったら一気に光を補充しまくって耐久性を回復しておきます。
緑～青の次は黄緑～緑のバック。ここからは光の列が少なくなり、障害物の中に点々と光が配置されている難しいエリアが増えてきます。早く光を補充しないと自分の光がどんどん小さくなっていく…
光と障害物が交互に円状に配置されている部分では、障害物にぶつからないよう上手く光の部分だけを通り抜けつつ補充します。
黄緑～緑の次は青～紺のバック。ここからは障害物と光の間隔が狭まり、さらに通り抜けるのが難しくなっていきます。敢えて光を補充せずにスピードダウンする作戦に出たいところですが、このように円状に配置されている場合はどうやっても光を拾ってしまうので厄介です。
スピードアップしたくないのにしてしまう！
あーーーー！とうとう障害物で連続クラッシュして…
ゲームオーバー…。ゲームオーバーになると、それまでに進んだ距離が記録され、それをTwitterやFacebookに投稿することができます。
そしてここからは自分の最長記録に挑戦！何度もリトライしますが、どうしてもこの青～紺のバックのエリアから先に進めません。
何度挑戦しても円状に配置された障害物にぶつかってしまいます。
現時点での最長記録はこれ。とにかく青～紺バックの円状の障害物が難所です。
ゲームのジャンルとしては、以前ご紹介した高速飛行アクションゲーム「Hyperburner」（レビュー記事はこちら）やランニングアクションゲーム「Power Hover」（レビュー記事はこちら）と同様ですが、極限まで無駄な装飾を排しスピード感の演出に集中した作風がむしろスタイリッシュで、かつ光を拾いそびれたり障害物に当たってもすぐにはゲームオーバーにならない優しいルールが印象的なタイトルです。そのためチュートリアルがなくても初見でそこそこ進めるので、難し過ぎて心が折れることもなく何度も挑戦したくなります。
なお、本作も学生チームが半年かけてゲームアプリを開発し、そのダウンロード数を競い合うアプリ開発コンテスト「第4回仙台ゲームアプリコンテストDA・TE・APPS!2018」の出場作品なので、このグラフィックの作風が好きな方や興味のある方は是非プレイしてみて下さい。