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Cerevo、VRシューズ「Taclim」のコンセプトを一新

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Cerevo、VRシューズ「Taclim」のコンセプトを一新

株式会社Cerevoが、2018年1月9日より米ラスベガスにて開催されている世界最大級の国際家電見本市「CES 2018」にて、コンセプトを一新した開発中のVRシューズ「Taclim」を発表した。

Cerevo、VRシューズ「Taclim」のコンセプトを一新

Taclimは、左右それぞれの手で持つグローブ部と靴のように装着するシューズ部がセットになった入出力両対応のVRデバイス。それぞれに日本電産セイミツ株式会社との協業によりTaclim用にカスタマイズした最新鋭のタクタイル・デバイスが合計8つ搭載されており、VR空間の映像や音声に合わせてシューズとグローブが触感をフィードバックすることで、ユーザーはヘッドマウントディスプレイによる視覚・聴覚に両手両足の触覚を加えてVRの世界をより深く体感することができる。
同社は昨年のCESに合わせてこれを発表したが、今年のCESではコンセプトを一新したバージョンを公開。グローブ部を小型のモジュール「Taclim Module」へと仕様変更することで手だけでなく全身に触感をフィードバックできるようになり、さらに簡単にVRコントローラーを開発できるようになった。またシューズ部も他社製トラッカーへの対応といったデザインリニューアルが行われている。
現時点での価格はまだ未定だが、シューズ1足、通信ユニット1個、触感ユニット2個のセットで10~15万円程度になる予定とのこと。スペックは以下のとおり。

Taclim Shoes
本体サイズ 300~360×100×140mm(W×D×H)
重量 950g
センサー 9軸(加速度、角速度、地磁気)、圧力、歩行検知、触感(タクタイル・デバイス)
通信方式 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN
充電時間 約3.5時間
利用時間 約5時間(利用状況によって変動します)

Taclim Module
通信ユニット 本体サイズ 58×32×60.5mm(W×D×H)
重量 150g
センサー 9軸(加速度、角速度、地磁気)
通信方式 無線LAN(5GHz/2.4GHz)
充電時間 約3時間
触感ユニット 本体サイズ 27×22×39mm(W×D×H)
重量 25g
センサー 触感(タクタイル・デバイス)
通信方式 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
※開発中のため変更になる可能性があります

製品ページはこちら
https://taclim.cerevo.com/ja/

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