住友商事株式会社、グリー株式会社、および米カリフォルニアに拠点を置くEllation, Inc.の3社が、北米を中心とした海外において日本アニメのゲーム化および共同パブリッシングを行うことについて基本合意に至ったと発表した。
住友商事はEllationと協力し、同社が展開する日本コンテンツの配信サービスCrunchyrollを通じた日本アニメの海外販売を行っている。更に今回の3社合意により、今後は、グリーの企画・開発力を活かした日本アニメの海外向けゲーム化と共同パブリッシングを行い、Crunchyrollの動画配信プラットフォームを起点とした関連ビジネスの拡大を図るという。
第1弾として、グリー子会社の株式会社Wright Flyer Studiosが提供する人気ライトノベル/アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を題材としたスマートフォン向けゲーム「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか～メモリア・フレーゼ～」(iOS/Android)を2018年初頭に配信する予定。日本国内では2017年6月より配信を開始しており、現在は400万ダウンロードを突破する人気タイトルとなっている。アニメ版ダンまちは、2015年にCrunchyrollで配信されて以来、北米を中心に世界的な人気アニメへと成長しており、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか～メモリア・フレーゼ～」の海外配信においては、グリーが版権の管理・ゲームの企画・開発・運営、Ellationと住友商事がゲームの配信・プロモーション・ローカライズサポートを行う。
さらに今後もグリーが開発・運営しているゲームアプリに限らず、アニメの版権元や、日本国内でゲーム配信を行っている開発会社などとも協業して海外への配信を行っていくとのこと。
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