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【レポート】迫り来るクリーチャー、不安定な足元…”歩ける”VRアトラクション施設「SEGA VR AREA AKIHABARA」に行ってきた

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株式会社セガ エンタテインメントが、6月17日(土)に東京・秋葉原にある「クラブセガ秋葉原新館」の6階にVRアトラクション施設「SEGA VR AREA AKIHABARA」をオープンしました。

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↑1階入り口にあるこのバナーが目印

もともとこの施設は5月31日に営業開始の予定だったのですが、その直前に機材の不具合が発生しオープン時期の延期が発表され(過去記事はこちら)、改めて6月17日(土)オープンに仕切り直されました。現在導入第1弾として、韓国SKONECが開発したVRウォーキングアトラクション「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」(モータルブリッツフォーウォーキングアトラクション、以下MORTAL BLiTZ)が提供されているので、先日上京した折にプレイしてきました。なお、プレス向け先行体験会には呼ばれなかったのでプレイ料金は完全自腹です

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「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」は、謎のゾンビっぽいクリーチャーの攻撃によって壊滅的な打撃を受けた基地を舞台とするFPS(ファーストパーソンシューティング)VRウォーキングアトラクションで、VR空間とリンクした現実空間を歩き回りながらプレイできるのが特徴。プレイヤーはVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)とヘッドフォン、センサー、銃、バックパックを装着することにより全身を使ってゲームをプレイすることができます。

PV動画はこちら↓

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現在あるVR体験施設のほとんどはWebサイトからの事前予約が必要ですが、ここはその必要はなく一人でフラリと突然来店しても体験可能です。しかし問題はその待ち時間。私が行ったのは月曜日の午前中でしたが、それでも待ち時間はなんと約50分!東京ゲームショウの一般公開日並み!それだけ世間の注目度が高いのでしょう。あと外国人観光客と思しき団体もかなりいました。海外サイトでも取り上げられたのかも?

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来店したらまず受付で整理券をもらいます。私は40番でしたが、このときプレイしていたのはまだ20番台のお客さん達…。プレイ料金は自分の番が回ってきてから支払います。

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こちらがプレイフィールド。当たり前ですが…ただの広い空間です。だって派手なのはVR空間の中だから。

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VR HMD越しだとこんな映像が眼前に広がります。なお、フィールド上では2~3人が同時にプレイできますが、ゲーム自体はシングルプレイで他のプレイヤーの姿がVR空間上に表示されることはありません。

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【レポート】迫り来るクリーチャー、不安定な足元…”歩ける”VRアトラクション施設「SEGA VR AREA AKIHABARA」に行ってきた
プレイヤーが装着するのは、VR HMD、ヘッドフォン、グローブ型センサー、銃型コントローラー、HMDと接続された重さ約5kgのバックパックの計5点。実際に動き回って遊ぶVRゲームだからスタンドアロンでなければならず、だからこんな重装備になるんですね。HMD、グローブ型センサー、銃型コントローラーにはそれぞれ赤外線マーカーが付いており、フィールドの天井に設置されている複数のセンサーカメラで各マーカーの位置情報を認識し、それをゲームに反映させるという仕組みになっています。どういう順路で進めばいいかはヘッドフォンから音声で教えてくれるし、足元に矢印も表示されるのでゲーム中で迷うことはありません。プレイヤーが外国人の場合は日本語以外の音声(英語、韓国語、中国語)でも対応してくれるとのこと。ちなみに店員さんも普通に英語で接客していました。

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自分の番号が呼ばれたらチケットを購入して…

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手荷物をロッカーにしまいます。重装備になるため自分の手荷物を持ったままプレイすることはできません。

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こちらがグローブ型センサー。プレイが始まったら安全上フィールド内を撮影することはできません。というかHMDを着けて両手で銃型コントローラーを持つので撮影するのは物理的に不可能です。プレイ中の様子を画像・動画でお伝えしたいのですが、それができないのがVRコンテンツのレビューの難しいところです。

グラフィックは非常に美しく、サウンドも臨場感があり、銃型コントローラーがちゃんと撃った際の「振動」を再現する構造になっていたのもあり、それらが混ざり合って本当に「ヤバい場所を歩いてクリーチャーを撃ちまくっている」感覚が味わえました。個人的にゾンビだのクリーチャーだのは大好物なので、敵が眼前にわらわら迫ってきても「変なのがいっぱい出てきて楽しいな」くらいの感覚でしたが、一番恐怖を感じたのは「高所の不安定な場所を歩く」場面。あまり詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、ひととおり敵を倒した後に次のシーンに移動する順路もなかなかにスリリングでリアルでした。実際はカーペット敷きの普通の床だと頭では分かっているのに怖いと感じてしまうという、まさに「脳が騙されている感覚」の面白さは実際に味わってみないと分からないでしょう。

このゲームにはゲームオーバーの概念がなく、いくら敵の攻撃を受けても死ぬことはないのでFPS初心者でも安心して時間いっぱい遊ぶことができます。私は「たくさん撃って血まみれのドロドロのグチャグチャにしよう」と思いクリーチャーの胴体を狙って撃っていましたが、途中でヘッドショット(頭を狙って撃つこと)した方が早く倒せるしハイスコアになるということに気づきました。ということでハイスコアを狙いたい方はクリーチャーにひるむことなく冷静に頭を狙いましょう。プレイ料金は1500円でプレイ時間はだいたい8分~15分くらい。残念ながら13歳未満はプレイできません。

<施設概要>
名称:SEGA VR AREA AKIHABARA
アトラクション名:『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』
プレイ料金:1,500円
会場:クラブセガ秋葉原新館 6階
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1-11-11外神田1丁目ビルディング 6階
アクセス:JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分中央通り沿い
店舗URL:https://tempo.sega.jp/am/akiba-new/
アトラクションURL:https://tempo.sega.jp/tnsb/vr-area_akiba

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