株式会社VRizeが、VR動画アプリを制作するCMS「VRize Video」にライブ配信機能とソーシャル視聴機能を追加し、その実証実験を行った。
「VRize Video」は高機能なVR動画アプリを短納期・低価格で制作できるCMSサービス。2D、360度動画の両フォーマットに対応し、ライブストリーミングも提供している。同社では現状、テレビ局、VODサービス企業を中心にサービスを提供しているが、イベントでも利用できる簡易プランも提供している。
同社では、株式会社ジェイ・スポーツと共同開発したスマートフォン向けVRアプリ「J SPORTS VR」(iOS/Android)にて5月27日(土)にメディア向けの「J SPORTS×サンウルブズ VR体験会」を実施。事前にサンウルブズの東京合宿において収録を行った360度動画の体験をはじめ、同アプリに新機能として実装予定の「LIVEモード」を利用して、当日の午後2:15から秩父宮ラグビー場で開催された スーパーラグビー「サンウルブズ 対 チーターズ」のバーチャルシアターLIVE視聴体験と、VRizeが現在開発中の「ソーシャル視聴機能」のβ版の体験を行った。
現時点では、「VRize Video」に搭載されたソーシャル機能はOculus Riftのみ対応しているが、今後マルチプラットフォームへの対応も予定しているという。