「WarpShift(ワープシフト)」はアニメ作品並みに描き込まれたグラフィックとストーリーが楽しめる雰囲気ゲーとしても秀逸なスマホ向けパズルゲームです。グラフィックだけでなくサウンドも素敵なので是非ボリュームをONにしてプレイしてみて下さい。
どうですこのクオリティ!アプリを起動すると、まず冒頭にプロローグムービーが流れ、主人公の女の子「Pi(パイ)」が森の中にある遺跡に閉じ込められてしまい、そこからキューブ状のキャラクターと共に抜け出すことを目指すストーリーが描かれます。
ステージは塔のように示されており、各レベルをクリアしていくと透明な部分が埋まっていきます。それぞれのレベルは各15ステージで構成されており、一つクリアするごとに次のステージが開放されます。
一番最初のステージはチュートリアルも兼ねているので超簡単。ゲームのルールは、ブロックをスワイプして移動させて出入口をつなぎ、指定移動回数内でPiを脱出口まで導くというもの。
Piのいるブロックを上にスワイプして黄色で示された出入口をつなぐと…
めでたくクリア!ステージごとにブロックを動かせる回数は決まっており(画面左上に表示)、それよりも少ない回数でクリアすると★3つの高評価となります。ただクリアできてもなかなか★3つにはならないんですよね。
これは3回以内にクリアしなければならないステージですが…
3回全てを使ってしまったため★2つ。
たった2回でどうやってつなげばいいのやら…
指定の回数以内でクリアできないとゲームオーバーになってしまいますが、スタミナ制ではないので何回でも好きなだけやり直しが可能で、動画広告を視聴することで回数を増やすこともできます。
もう一回やり直してなんとか★2つでクリア。
…と、ブロック4つでも結構やり応えがあるのですが、ここはまだまだ小手調べです。
ブロックは6つとなり…
さらに9つとなり、徐々に難易度が高くなっていきます。
1つのレベルを全てクリアするとそれが一区切りとなりムービーが差し込まれますが、これがまた美しくストーリーの背景や世界観を堪能できます。
ところが美麗なグラフィックとは裏腹にゲームはどんどん難しくなっていきます。今度は出入口の色が増え、同じ色同士でなければつながらないという制限が加えられました。脱出口のブロックに付いている出入口がピンクということは、ピンク同士の繋がりをまず考えてPiを移動させなければなりません。しかも2回で。
この出入口の色指定が加わったうえにまたまたブロックが増え…
ブロックが9つになる頃には、Piをただ脱出させるだけでなく、その前にキューブ状のキャラクターを一回取ってから脱出口に向かわなければならない条件まで加えられました。
こうしてどんどんステージを進めるごとに新しい条件が加えられ、出入口の色が増えるやらスイッチを踏まないと出入口が開閉できなくなりブロックの道順まで指定されるやらてんてこ舞い状態となります。
ゲーム自体はスライドパズルなのでよく考えるとシンプルな仕組みではありますが、全体的に雰囲気が良いのでゲーム体験は非常にリッチです。目と耳と脳を一度に刺激される心地よさがあります。アプリ内課金をするとパズルを解くヒントを見ることができますが、ここは是非無課金で頑張ってみて下さい。コツをつかめばレベル2まではサクサクっと進めると思います。なお、以前は350円の有料アプリでしたが、今見たらiOS/Androidどちらも無料になっていました。ダウンロードするなら今!