やってみた コラム

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」

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【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」

この「アングリーバード: ダイス」は、フィンランドのRovio Entertainmentの看板タイトル「Angry Birds」シリーズのIPを使用したスマートフォン向けリアルタイム対戦ボードゲームです…が、実はRovioが開発したタイトルではありません。実際に開発を行ったのは韓国のJOYCITYで、以前より同社が提供している「ダイスの神」(iOS/Android)のシステムにAngry Birdsを乗せた所謂”版権もの”タイトルです。近年RovioはAngry BirdsシリーズのIPを他社に提供して「ひっぱりアクションゲーム」ではないジャンルのシリーズタイトルを共同開発する手法を取っており、JOYCITYも本作のために昨年Rovioとライセンス契約を締結しました。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
ゲームの内容は、サイコロを2個(スキルカードによりサイコロを増やすことも可能)転がして、出た目の数だけマスを移動し、到着したマスを自分の物件にしていくモノポリーライクなボードゲームで他のプレイヤーとリアルタイム対戦するというもの。他のプレイヤーが自分の物件のマスを通ると通行料を徴収することができ、指定のターンをプレイするまでにどれだけ稼いだかによって勝敗を決します。ただしゲームの進行によっては指定のターンをプレイするまでに手持ちのお金が底をついて「破産」してしまうこともしょっちゅうで、破産するとゲームから脱落してしまいます。ただサイコロを転がして進むだけでなく、80種類以上ある「スキルカード」をいつ、どんな局面で使うかという「戦術」がものを言う要素もあり、その時々の「運」だけではないゲーム進行が楽しめます。最初のうちはシングルプレイモードしか選択できませんが、レベルアップするとギルドを設立したり既存のギルドに加入して他のプレイヤーと協力プレイすることもできるようになります。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
マスごとに一応物件の種類や名称が設定されていますが、ぶっちゃけあんまり気にしなくてもいいっぽいです。物件マスのほかに良い条件のマスが続く「ラッキーロード」、逆に悪い条件のマスが続く「アンラッキーロード」、罰ゲーム的にお金を徴収されてしまう「税務署」、一定ターン閉じ込められてしまう「刑務所」なんてマスもあります。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
2つのサイコロの目が同じになる「ゾロ目」になるともう一回サイコロを転がせたりご褒美が貰えたりします。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
卵が置かれているマスがプレイヤーの物件となったマス。キャラごとに色分けされているのでパッと見て分かりやすいですね。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
赤い卵の巣が置かれているマスに豚が止まりました。この場合豚がレッドに通行料を支払うことになりますが、2回まで他のプレイヤーの物件を買収することができます。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
一周回ると自分の物件がレベルアップし、次に徴収できる通行料の金額がUPします。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
こちらがスキルカード。一度に3枚まで持つことができ、さらに一定数のターンをプレイするごとにランダムに1枚付与されます。3枚までしか持つことができないので、新しいカードが付与される前に手持ちのカードを使わなければなりません。どこで何を使うかによってギリギリのところで逆転できるチャンスもあります。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
最初のうちはプレイアブルキャラクターはレッドのみですが…

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
レベルアップすると新しいキャラがアンロックされます。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
キャラクターにはそれぞれ能力値が設定されており、レベルアップさせていくことでそれぞれの能力を高めることができます。豚とレッドは一番ベーシックな能力値ですが…

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
「チャック」「ボム」「ステラ」あたりはかなり”使える”キャラクターです。私はチャックをメインに使用しています。

…で、ここで問題です。本作は見てのとおり映画版の「Angry Birds」のデザインを採用しており、追加されるプレイアブルキャラクターも全て映画に登場した鳥か豚のみで、本作の基になった「ダイスの神」よりもはるかに種類が少ないのです。そうなると、ランダムに選択された対戦プレイヤー同士で使用キャラクターがかぶってしまい、マップ上で誰がどのマスを自分の物件にしたか色で見分けられなくなってしまいます。その場合はどうやって色分けするのでしょうか?それは…

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
キャラクターの色そのものを変えてしまう。
って強引だなオイ!
Angry Birdsの豚が青くなるってなかなか珍しい光景じゃないですか?

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
これは1ゲームにチャックが2匹いたケースですが、一方のチャックにバシャーっと赤いペンキがぶちまけられて真っ赤になってしまいました。

【やってみた】鳥と豚が資産を奪い合うスマホ向けボードゲーム「アングリーバード: ダイス」
赤いチャックと普通のチャックが並んでいる光景。唐辛子みたい…

他にも、「青いレッド」(名前が矛盾しまくり)や「赤いボム」など、通常のAngry Birdsではあり得ない「色変更」が頻繁に発生し、それを見るのが何気に楽しくてついつい何度もプレイしてしまいます。Angry Birdsシリーズが好きな人なら特に楽しめるゲームなので是非プレイしてみて下さい。

iOS版はこちら

Android版はこちら

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