米ディズニーが、3月29日を以てサービスを終了した子供向け仮想空間「Club Penguin」の後継タイトルとなるスマートフォン/タブレット向けの新サービス「Club Penguin Island」をリリースした。アプリのダウンロードは無料で4.99ドルの有料アカウントを販売するビジネスモデルを採用している。
「Club Penguin」は、2005年にカナダ・ケロウナを拠点とするNew Horizon Interactiveが立ち上げた子供向けの2D仮想空間。6〜14歳の子供を対象としており、ユーザーはペンギンのアバターを操作して着せ替えをしたり、様々なミニゲームで遊んだり、他のユーザーとのコミュニケーションが楽しめた。2007年にディズニーにより3億5000万ドル(約418億円)で買収されて以降もそれまでと変わらずサービスを続け、その後スピンオフ作品的なNintendo DS向けソフトやスマートフォン向けゲームアプリも複数リリースした。
今回リリースされた「Club Penguin Island」の基本的なサービス内容は旧「Club Penguin」とさほど変わらないが、グラフィックがフル3Dに全面刷新されている。
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