自由に仮想空間やゲームを作ることができるUGC促進型の子供向け3D仮想空間「Roblox」(iOS/Android)が、Index VenturesやMeritech Capital Partnersから9200万ドルを調達した。
Robloxは2006年より提供されている子供とティーンエイジャーを対象にした3D仮想空間。ユーザーがレゴのようなオブジェクトやキャラクターを使ってモデリングや物理演算、コーディングを学んで自作の空間やゲームを公開でき、さらにその中で他のユーザーとも交流できるのが特徴で、Minecraftよりも早くユーザー自身がコンテンツを製作できるサンドボックスを提供してきた。また仮想通貨を使ったアイテム売買プラットフォームや報酬システムも提供されており、サービス開始から10年経過した現在でも活発なユーザーコミュニティを有し、月間アクティブユーザー数は4800万人を突破(それ以外のデータはこちら)。サービスは全てクラウド上で動作しており、PC、スマートフォン/タブレット、Xbox One、Oculus Riftいずれのプラットフォームからログインしてもデータが同期する。同社では今回得た資金により、現在のサービスをより拡充し子供向けのソーシャルゲームプラットフォームを構築するとのこと。