科学技術・学術政策研究所が、駐日フィンランド大使館科学技術イノベーション担当参事官のTeppo Turkki氏をゲストに迎えた講演会「Finnish Innovation and Foresight System」を1月19日（木）に開催する。
Teppo Turkki氏は企業や研究機関の技術革新プロジェクトに資金を提供するフィンランド技術庁(Tekes)の日本代表及びフィンランド政府イノベーション基金(Sitra)のフェローも兼任している人物で、前職ではSitraの上級東アジア専門家とフィンランド貿易イノベーション台北事務所長を務め、東アジア情勢にも精通している。
今回の講演会では、科学技術の国家的戦略やイノベーション政策で先駆的に革新を続けているフィンランドが、現在どのように科学・技術イノベーション政策を推進しイノベーションを創発しているのか、また国として未来の科学技術予測をいかに構築しているのかをTurkki氏に紹介してもらうという。加えてパネルディスカッションでは、同じ駐日フィンランド大使館のJuha Niemi参事官（政治・外交担当）も加わり、欧州においていち早く高齢化が進む国、フィンランドと日本との共通点も踏まえながら議論を行うという。
参加は無料だが、希望者は1月17日（火）17:00までに参加申込みメールにて所属と氏名を知らせる必要がある。開催概要は以下のとおり。
演題： 「Finnish Innovation and Foresight System」
講師： Teppo Turkki （駐日フィンランド大使館 科学技術イノベーション担当参事官）
日時： 2017 年1 月19 日（木） 14 時 00 分～15 時 30 分 （受付開始 13 時 30 分）
場所： 文部科学省 科学技術・学術政策研究所会議室（16B） (東京都千代田区霞ヶ関3-2-2 中央合同庁舎第 7 号館東館 16 階)
使用言語：英語（日本語通訳はありません）
詳細はこちら
http://www.nistep.go.jp/archives/31269