自由に仮想空間やゲームを作ることができるUGC促進型の子供向け3D仮想空間「Roblox」(iOS/Android)が、玩具メーカーのJazwaresと提携し2月より実物のフィギュアを発売すると発表した。
Robloxは2006年より提供されている子供とティーンエイジャーを対象にした3D仮想空間。ユーザーがレゴのようなオブジェクトやキャラクターを使ってモデリングや物理演算、コーディングを学んで自作の空間やゲームを公開でき、さらにその中で他のユーザーとも交流できるのが特徴で、Minecraftよりも早くユーザー自身がコンテンツを製作できるサンドボックスを提供してきた。また仮想通貨を使ったアイテム売買プラットフォームや報酬システムも提供されており、サービス開始から10年経過した現在でも活発なユーザーコミュニティを有し、2016年12月の月間アクティブユーザー数は4400万人を突破した。現在はPC、スマートフォン/タブレット、Xbox One、Oculus Riftに対応している。
2月に発売されるフィギュアは、ユーザーによって作られた人気ゲームに登場するキャラクターをもとに製作されたもので、デザインの種類は計40種類。これらをデザインしたユーザーには販売数に基づき著作権使用料が支払われる。