イギリス放送協会（BBC）の報道によれば、イラン・イスラム共和国政府が、スマートフォン向けストラテジーゲーム「Clash of Clans」(iOS/Android)の国内におけるプレイを禁止したという。
「Clash of Clans」はフィンランドのモバイルゲームデベロッパーSupercellの看板的ヒットタイトルで、イランを始めとする中東諸国にも多くのプレイヤーがいる。しかし同国政府機関は「『Clash of Clans』は暴力と部族間の対立を促す」と主張する心理学者の調査結果を引用しゲームプレイの規制を要求。実際に12月27日に「Clash of Clans」へのアクセス制限を行うことが決定したとのこと。
同国には国民のオンライン活動を取り締まる省庁をまたいだ審議会「High Council of Virtual Spaces」が存在し、年々その規制を強化している。昨年8月には「Pokémon GO」のプレイが禁止された。