人気パズルゲーム「Candy Crush Saga」などを提供するソーシャルゲームディベロッパー/パブリッシャーKingが、同社傘下のシンガポールのソーシャル/モバイルゲームディベロッパーのNonstop Gamesを閉鎖した。
Nonstop Gamesは2011年にシンガポールに設立されたスタートアップで、創業者・経営陣が全員フィンランド人という事実上のフィンランド企業。CEOのJuha Paananen氏は「クラッシュ・オブ・クラン（Cruch of Clans）」などで知られるSupercellのCEOであるIlkka Paananen氏の弟で、プレジデントのHenric Suuronen氏はソーシャルゲームディベロッパーDigital Chocolateのフィンランド支社とドイツのソーシャルゲームディベロッパーWoogaのディレクターを務めた経験を持つ。Kingは2014年8月に同社を合計9000万ドルで買収し傘下に収めていたが（過去記事はこちら）、のちの2015年11月にKingもアメリカのActivision Blizzardに買収され同社傘下となった。今回のNonstop Gamesの閉鎖に伴い、既に会社や提供タイトルの公式サイトもシャットダウンされており、スタッフの何人かはKingを退社するとのことだが、閉鎖後の具体的な予定はまだ明らかにされていない。