株式会社JETMANが、PlayStation用ゲームソフト「クーロンズ・ゲート」の世界をVRで体験できる「クーロンズゲートVR」のPlayStation VR版の開発のため、クラウドファンディングプラットフォームの「CAMPFIRE」にて資金調達を開始した。プロジェクトページはこちら。
「クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-」は、4年を超える製作期間を費やし1997年にSony Music EntertainmentよりCDROM4枚組で発売されたPlayStation用ゲームソフト。アジアンゴシック、陰と陽の風水の世界、異形のキャラクターで構成される独特なアーティスティックな世界観からカルトゲームの大作とも呼ばれており、リリースから20年を経る現在においても多くのファンを魅了し、プレイ実況を始め、19年を経て初の設定資料集の販売、初コンサートの開催など、昔からのファンだけでなく新しい若い世代のファンがその世界観を通じてユーザーコミュニケーションを交わしている。
「クーロンズゲートVR」は、作曲家・蓜島邦明氏の「クーロンズ・ゲート」の音楽と共に「クーロンズ・ゲート」の世界観をVRで再現するもの。既に東京メディア芸術学部とJETMANの産学協同プロジェクト「次世代クーロンズ・ゲートのための研究開発」の映像をOculus Riftを用いてVRで体験できるバージョンは各種イベントで公開されているが、今回開発されるのはPlayStation VR版となる。刻々と変わりゆく街、人、懐かしい空間を自分のペースで散策することができるゲームではない新しいタイプのVR体験になるとのことで、同社では龍城路+αパートを6月頃に発売することを目指しているという。
Kowloon’s Gate Archives~クーロンズ・ゲート アーカイブス~ 通常版