本日8月10日(水)、Nianticと岩手県,宮城県,福島県,熊本県が共同記者会見を行い,スマートフォン向け位置情報ARゲーム「Pokémon GO」(iOS/Android)や「Ingress」(iOS/Android)といった位置情報を使用したスマートフォン向けゲームアプリと連携し観光復興を推進すると発表した。
これまでにも岩手県は全国の自治体に先駆けてIngressを活用した観光活動を行っており、2015年4月にはIngress活用を踏まえ「岩手県庁ゲームノミクス研究会」を発足した(過去記事はこちら)。またNianticもIngressにて岩手県,宮城県,福島県を舞台にしたイベントを開催している。それを踏まえ、今回の連携では、実際にプレイヤーが移動するゲームの特製を活かして観光地に誘客したり、旅行先での食事やお土産の購入といった地域経済の活性化、プレイヤーと地元住民との交流促進などを行っていくとしている。実施時期はまだ未定だが、具体的には、ポケストップとポケモンジムの設置,周遊マップの作成,被災地域でのイベント開催を検討しているとのこと。
東京の都道府県会館で、被災した東北3県(岩手、宮城、福島)と熊本県がポケモンGO(株式会社ナイアンティック)と連携した復興を発表。ポケモンGOを楽しみながら、観光振興や交流拡大を。 pic.twitter.com/6XHjIWXedt
— 達増拓也 TASSO 希望郷いわて (@tassotakuya) August 10, 2016