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【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原

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【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原

2016年2月20日(土)~2月21日(日)、東京・ベルサール秋葉原B1FにてVR系コンテンツを体験できる無料イベント「OcuFes Final~次回からJapan VR Festになります~」が開催されました。

「OcuFes」は、VRコンテンツの開発者が自身の作品を披露する場として2013年より各地で開催されてきた体験イベントで、来場者は無料で様々な作品を実際に見て体験することができます。「OcuFes Final」は2日間で計40組以上が出展し4400人以上が来場するほど盛況となりました。
以下より私が実際に体験してみたコンテンツをいくつかご紹介します。

■戦艦大和バーチャルリアリティ復元計画
【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原
クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」でプロジェクトを公開し、わずか1日半で目標金額をサクセス、最終的に目標の5倍以上の制作費を調達した壮大なVRコンテンツ開発プロジェクト「戦艦大和バーチャルリアリティ復元計画」。その名のとおり、旧大日本帝国海軍が第二次世界大戦に建造した戦艦「大和」を仮想空間に再現するプロジェクトです。

【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原
まず面白かったのは、いきなり甲板にポンッと降ろされるのではなく、海上から徐々に大和に近づいていく視点だったことです。例えるならタケコプターで空を飛びながら大和を目指す感じです。少しずつ大和が近づいてきて艦首の十六弁八重表菊花紋章と長波無線用アンテナポールが見えてくるあたりは本当にテンションが上がりました。

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それから大和を上空から一通り眺めて…

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甲板に着地!それ以後も自動的に視点が動いて甲板上を360度見回すことができます。

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お!前方に見えるのは艦これでもお馴染みの零式水上観測機では?こうした現存機のない機体も一緒に見られるなんて実に貴重なコンテンツです。
なお、デモブースにはサーキュレーターが設置されており、その風を浴びながら鑑賞すると本当に海風を浴びながら大和の甲板の上にいるような気分が味わえました。コンテンツだけでなくこうした「雰囲気を醸成するしかけ」もVRには重要なんですね。

■博士と万有引力のりんご
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「博士と万有引力のりんご」は、パルコが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「BOOSTER」で制作資金を募集中のVRショートアニメ作品です(プロジェクトページはこちら)。ニュートンの万有引力の法則発見のエピソードをモチーフにしたファンタジーストーリーを独特の世界観で展開する作品で、完成後にはスマートフォン向けアプリとして公開される予定です。

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1万円支援すると、こんなオリジナルデザインのVRゴーグルがもらえるほか、作品やwebサイトにクレジットが記載されます。

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【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原

【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原
このイベントではGearVRで開発中の短いデモ映像を視聴できたのですが、独特の作品のキャラクターと世界観に囲まれ、まるで絵本の中に入ったかのような気分が味わえました。主人公の博士とキービジュアルにも使用されているりんご(ヒロイン)が向き合っているシーンから始まり、幻想的で浮遊感漂うシーンが次々と展開し、つい周囲を見回してじっくり細部まで眺めてしまいました。プロジェクトページでデザイン画がいくつか公開されていますが、それがそのまま仮想空間として再現されています。現在デモ映像はYoutubeでも公開されているので是非ご覧下さい。

■ジオラマを中から見る。
【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原

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個人的に同イベントで一番面白いと思ったのは池内啓人さんのコンテンツ「ジオラマを中から見る。」でした。机にあるのは一つの箱状のジオラマ模型。一見とてもシンプルな展示ですが、実はこのジオラマの内部も丁寧に作り込まれており…

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この内部のジオラマの中にRICOHの360度カメラ「THETA S」が設置されています。

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球カメラ 910720

そしてジオラマを360度視点で撮影した風景をGear VRで閲覧することができます。カメラの位置からの視点になるので、Gear VRを覗くとまるで自分が小さくなってジオラマの一部になったかのような感覚が楽しめました。この手法は模型作品を従来にはない形式で展示しアピールできる非常に斬新なアイデアだと思いました。

【レポート】OcuFes Final ~次からはJapan VR Festに改名します~ in ベルサール秋葉原

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使用されていたGear VRの表面もこのようにカスタムされており、作品世界にマッチしていました。

■すーぱーからあげきゃっち
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ゲームとして面白かったのはこちらの「すーぱーからあげきゃっち」。Oculus Riftを装着して体を動かし、前方から飛んでくるからあげをひたすらキャッチするアクションゲームです。マシュマロをキャッチする「Superマシュマロキャッチ」もあったのですが、OcuFesと言えばやはりからあげ!と思いこちらを選択しました。

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最初のうちは一個ずつ飛んでくるのですが、徐々に難易度が上がり角度のバリエーションと個数が増えていきます。

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たまに出現する黄金のからあげをキャッチするともの凄い数のからあげが一気に飛んでくるので、角度を”読んで”効率よく一度にたくさんキャッチするのがハイスコアの鍵となります。それにしても大量に飛んでくるからあげは迫力満点で、VRと分かっているとは言え自分自身が油まみれになったような気分になりました。

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取りこぼしなくキャッチすると「うまい!」と評価(?)されます。

大盛況となった同イベントですが、次回以降は”Japan VR Fest”に名称を変更するそうです。ただ名称が変わるだけでやることはこれまでと変わらず、「VR=ほぼ現実」を取り扱ったものなら、HMDでもロボットでもドローンでもなんでも出展できる、VR版のコミケのような場所を提供し続けるとのこと(※OcuFes公式サイトより)。

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