HTCが、現在米ラスベガスにて開催中の世界最大級の家電見本市「CES 2016」にてVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Vive」の第二世代開発者キット「Vive Pre」を発表した。
「Vive」はMobile World Congress 2015にて発表された米ValveのVRプラットフォーム「SteamVR」に対応するVR HMDで、開発者は無料で公開されている「OpenVR SDK」を使って同HMD向けのコンテンツを開発することができる。第一世代開発者キットは既に2015年6月に発売されており、一般ユーザー向けの製品版も今年4月にリリースされる予定。
「Vive Pre」は、第一世代開発者キットのフィードバックを反映し全体的にコンパクトなデザインになっており、顔に密着する部分のパーツが交換可能となっている。またHMDの全面にフロントカメラが搭載され、装着したまま外の様子も映し出せるようになった。同キットは今月より7000台を出荷する予定。