VR（仮想現実）ヘッドマウントディスプレイの開発を手がけるFacebook傘下のOculus VRが、現地時間の9月23〜25日に米ハリウッドにて開催した開発者向けカンファレンスイベント「Oculus Connect 2」にて、VR空間で3Dモデルの彫刻が行えるモデリングツール「Oculus Medium」を発表した。来年のOculus Touchの出荷時に同梱される予定。
「Oculus Medium」は、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)のOculus Riftと、その専用VRコントローラーのOculus Touchを使用してVR空間内で直感的に3Dモデリングができるツール。Oculus Touchを動かすことで自分の手を投影し、まるで空中で粘土をこねるような感覚で彫刻が行え、さらに作品が完成した後はライトを当てて様々な視点から陰影をチェックしたり、エアブラシ塗装することもできる。