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【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに フォーラムエイトのVR用マップツール「UC-win/Road」

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【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに

東京ゲームショウにはゲームタイトルだけでなくゲームに関連する技術やサービスもたくさん出展されています。今年の株式会社フォーラムエイトのブース(No.「3-C16」)には、VR用の3Dマップを簡単に作成できるツール「UC-win/Road」がプレイアブル展示されていました。

【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに
「UC-win/Road」はシナリオ機能による柔軟な演出が可能なVR空間構築ツールです。地形・地図は国土地理院承認の標準データベースを搭載し、実際に存在する地形を再現することもできるほか、日照や景観、交通量などもカスタム可能で、より現実に即したシミュレーション空間を作ることができます。同社では過去にも鉄道や自動車のドライブシミュレーターをプレイアブル出展していますが、今回は見ての通りVRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を使ったデモでした。

【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに
ちなみにコントローラーは実物さながらのハンドル。気分はもう自動車教習所です。

【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに

【TGS2015】VRヘッドセットの併用でドライブシミュレーションがよりリアルに
この画面には映っていませんが自動車内部のCGも細かく作り込まれており、周囲を見渡すと本当に車に乗っている気分に浸れます。運転を始めると外の景観が次々と移り変わっていき、山間部の国道を思わせる鬱蒼とした木々やガードレール、突然現れる道路標識などについつい戸惑ってしまいます。また住宅街で歩行者をスレスレで追い抜いた時の緊張感やトンネルに入った時の閉塞感も実にリアルで、自動車教習所で路上に出る前段階で使用したら効果的ではないかと思いました。他の自動車とぶつかった時の衝撃は通常のドライブシミュレーションでは絶対に味わえません。昨今のVRはコンテンツ面で活用される事例が多いですが、今後は教育の場での利用も急速に増えるのではないかと感じたデモでした。

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