夢遊病者がふらふらとダリやマグリット、エッシャーなどのシュールレアリズム絵画のような不思議な空間を彷徨い歩く…その独特のアートワークから日本でも主に雰囲気ゲー愛好家から評価の高いアクションパズルゲーム「Back to Bed」が、8月にPS向け(PS4/PS3/PS Vita)に移植されていたって知ってました?今回の東京ゲームショウでは、本作を開発したデンマークのBedtime Digital Gamesが敢えて先にリリースされたPC(Steam)/スマートフォン版ではなくPS版をプレイアブル出展していました。
この「Back to Bed」は、居眠り病と夢遊病にかかりいつでもどこでも夢の世界に迷い込んでしまう主人公Bobを上手く誘導してベッドまで導いてあげる3Dアクションパズルゲームです。プレイヤーはBobの相棒の人面犬Subobを操作して大きな青リンゴとステージ上のギミックを活用し、Bobを安全にベッドまで案内しなければなりません。
Bobは何があっても前進し続け、障害物にぶつかると時計回りに90度方向転換するという特徴を持っており、誘導に失敗するとステージから転落して目を覚ましてしまいます。そうならないように、Subobはリンゴを持ち運んでBobの行く手に先回りし,ステージから落ちないように通せんぼをしたり方向転換させたりします。Bobは何があっても止まらないので常に次の手を考えて動かなければならず、さらにステージをこなすごとにギミックが凝って難易度が高くなるので忙しいったらありゃしない!プレイ中、Subobはほとんど2足歩行でちょこまかとコミカルに動き、それが不思議な世界観のステージと相まって何とも言えないシュールな空気が醸し出されます。なお、PS4版にはBobがステージから落ちると連動してコントローラーが振動する独自機能が加えられています。
このPS版は8月25日より欧米でリリースされていますが、日本向けにはまだ提供されていないとのこと。日本のPSユーザーにも絶対ウケると思うんですがね…。ということでいち早く大画面で本作をプレイしたい方はインディーゲームコーナーのBedtime Digital Gamesのブースを目指して下さい。