グレープシティ、オーストリアのARアプリ開発ツール大手のWikitudeとパートナー契約

 

グレープシティ、オーストリアのARアプリ開発ツール大手のWikitudeとパートナー契約

グレープシティ株式会社が、オーストリア・ザルツブルグに拠点を置くAR(拡張現実)アプリ開発ツールの大手ベンダーであるWikitudeとパートナー契約を締結した。

Wikitudeは2008年に設立されたスタートアップで、ARアプリ開発向けのWikitude SDKやノンプラミングでARコンテンツを制作できるWikitude Studioといった様々なツールを提供しており、現在5万人以上の開発者がWikitudeの製品を使用しているという。
今回のパートナー契約によりグレープシティはWikitude製品の日本市場における独占的販売権を獲得し、今秋より開発者向けのSDKを皮切りにWikitudeの製品を順次日本市場に投入するとともに、日本語マニュアルや技術サポート、ARサービスの日本語化など日本のユーザーが使いやすい環境を提供するとのこと。提供を予定しているWikitudeの製品の詳細は以下のとおり。

Wikitude SDK(ARアプリ開発ツール
現実世界の風景にデジタル情報を付加することができるモバイルアプリ開発用のSDK(ソフトウェア開発キット)です。特定の画像をモバイルカメラで認識すると任意の画像や、3Dモデル、動画、HTMLコンテンツといったデジタルコンテンツを風景に重ねて表示する「画像認識型」と、GPSなどの位置情報に紐付けてデジタルコンテンツを表示する「ロケーションベース型」双方に対応しています。
また、Wikitude SDKはHTML5/JavaScript/CSSのWeb標準技術でARアプリを開発できるため、Androidアプリ、iOSアプリの両方を同じ手法で開発できるほか、ウェアラブルデバイスとして期待されているスマートグラスアプリの開発にも使用できます。
Wikitude SDKは一般的なAndroidアプリ開発で利用される開発環境の「Eclipse」およびiOSアプリ開発用の「Xcode」で利用できるほか、Web標準技術でネイティブアプリを作成するためのPhoneGap(Cordova)やXamarin、Titaniumといったクロスプラットフォーム用の拡張機能も幅広く提供します。

Wikitude Studio(ARコンテンツ制作・管理サービス)
ノンプログラミングでARコンテンツを体験したり制作・管理したりできるWebサービスです。ブラウザ上でいくつかの設定を行うだけで、誰でもかんたんにARコンテンツを制作できます。制作したコンテンツは、Wikitude社が提供している無償のAR認識アプリ「Wikitude App」で表示できます。

Wikitude Targets API(大規模ARアプリ開発向けAPI)
Wikitude Targets APIはWebサイトの制作・管理を行うシステム(CMS)に保管されている画像を使って、ARアプリを開発したいという企業向けに開発されたWeb APIサービスです。CMSにある大量の画像をWikitude SDKが認識できるターゲットに変換する処理を自動化します。
例えば、ARゲームのキャラクターを紹介するサイトにアップロードされたキャラクターの紹介画像すべてをマーカーとして認識し、それぞれにプロモーション用のARコンテンツを提供するといった使い方ができます。

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