XYZプリンティングジャパン株式会社が、微細な形状も高精度に出力できる光造形(SLA)方式3Dプリンタ「ノーベル 1.0」を発表した。価格は税込229,800円(税込)で、同社販売代理店、家電量販店やネットショップ、同社Webサイトを通じて3月上旬より販売する。また専用のレジン(500g入り2本)は15,800円(税込)、専用のレジンタンクは7,200円(税込)で同時発売する。
「ノーベル 1.0」SLA方式の3Dプリンタは、熱融解積層(FFF)方式とは異なり、積層ピッチが0.1mm以下と非常に細かく高精度に出力できることが特徴で、表面に生じる段差は極小でなめらかな造形出力ができる。フィギュアやジオラマ作成などの趣味の分野から、建築事務所やデザイン事務所でのモデル製作や製造業での試作製作など、ものづくりの現場でも十分対応できるミドル・ハイモデルとなっており、自分のイメージしたものをより高精細に作成したり、複数の高精細なプロトタイプを出力したりすることが可能になる。最大出力サイズは128×128×200mm(幅×奥行×高さ)で、レジンタンク内のレジンの残量を随時確認して自動的に充填する機能もあるほか、専用ユーティリティソフトウェアが同梱されており、作成されたオリジナルデータを公開したり、公開されているデータをダウンロードしカスタマイズしたりできる専用サイト 「XYZプリンティング ギャラリー」を利用できる。