Youtubeの公式サイトが、2月1日に米アリゾナで開催された第49回スーパーボウルにて放送されたCMの中で最も人気があったのがフィンランドのSupercellのスマートフォン向け戦闘シミュレーションゲーム「Clash of Clans」(iOS/Android)のCMだったと明らかにした。
スーパーボウルはアメリカンフットボール界最大の大会で、アメリカのスポーツ業界全体に於いても最も人気のある年次イベント。そのためテレビ中継で放送されるCM枠も世界最高額で、現在では30秒枠で450万ドル(約5.29億円)と言われており、毎回様々な企業が制作費を惜しみなつぎ込みこの日のためだけに斬新なCMを製作している。これらのCMはスーパーボールで放送された後はテレビ放送されることはないが、ほとんどがYoutubeにアップロードされており、毎年様々なメディアでどのCMが人気だったか話題となる。
SupercellがスーパーボールでCMを放送するのは今回が初めてだったが、1分間の枠を買い(約10.7億円)俳優のリーアム・ニーソンを起用したCMを放送した。その後すぐYoutubeでも公開されたが、わずか6日で視聴回数が3000万回を突破し、これまでYoutubeにアップロードされたCMの中で最も人気のある作品の一つとなったという。