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サイバネットシステム、8/24にAR技術を使った防災避難情報アプリの運用検証を実施

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サイバネットシステム、8/24にAR技術を使った防災避難情報アプリの運用検証を実施

サイバネットシステム株式会社が、特定非営利活動法人 AR防災避難情報と共同で「一時滞在者 AR防災避難情報運用検証」用のスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリを開発し、8月24日にその運用検証を行うと発表した。

防災避難情報アプリは、災害等有事に遭遇した場合に適切な避難情報を提供することを目的として開発されたもので、既に2012年9月1日に横浜市中区山下公園にて実証実験を行っており、その際は災害発生時にユーザーの位置情報から避難場所への誘導情報がAR技術を用いて正確に表示されるかどうかを検証した。
今回実施する運用検証では、有事の際に刻一刻と変化する避難情報をリアルタイムに受信できる、サイバネットが開発したAR技術が採用されており、災害発生時にユーザーの位置情報から、適切な避難場所への避難経路が正確に表示されるかどうかの検証に加え、状況に応じて最適な避難経路が正しく配信されるかどうかを検証する。また、ユーザーが実際に避難した経路や、避難場所に到着するまでにかかった時間を自動で収集し行動の可視化と分析を行う。
なお、この実証実験の結果は、総務省関東総合通信局 情報通信部 情報通信連携推進課に提出されたあと10月25日に調布市の国立大学法人電気通信大学で開催される「防災関係のテーマによるフォーラム」で発表される予定とのこと。実証実験の概要は以下のとおり。

実施日 :2014年8月24日
実施場所:横浜市中区元町商店街エリア
実施内容:・汎用ARアプリ「junaio」を利用して、防災避難情報に基づく現在位置から指定避難場所への移動
・避難場所の途中での変更(動態情報のプッシュ配信)による移動経路
・移動時間の情報収集及び終了後のアンケート
協力:横浜元町震災協議会

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