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Zynga、元社員の守秘義務違反についての裁判で和解が成立

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Zynga、元社員の守秘義務違反についての裁判で和解が成立

米大手ソーシャルゲームディベロッパーZyngaが、同社の企業秘密を盗んだとして元社員のAlan Patmore氏を2012年10月に告訴していた件について和解が成立したと発表した。

Alan Patmore氏はZyngaの町作りソーシャルゲーム「CityVille」のゼネラルマネージャーを務めた人物。Patmore氏はZynga社内でやりとりしたメールの文面やCityVilleのデータ、ボツになったデザイン画、マネタイズに関するアイデア、Zyngaの収益と社員の未払給与情報など、機密情報を含む760ものドキュメントを自身のアカウントのDropboxに保存し、それらを削除することなく2012年8月に同社を退社した。その翌月にPatmore氏はZyngaと同じくカリフォルニアに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのKIXEYEのプロダクト部門バイスプレジデントに就任したが、Zyngaは退社後も社内の機密情報を漏らさぬよう全社員と守秘義務契約を締結していることを挙げ、Patmore氏を企業秘密の窃盗で告訴した。
しかし今回、Patmore氏が譲歩する形で和解が成立したとのこと。和解の条件や和解金の金額など詳しいことは明らかにされていないが、Patmore氏は 「Zyngaを退職する際に企業秘密をコピーして持ち出したことを認め、その責任を認識しています。そして行動の結果を理解しています。私はZyngaと元同僚に心から謝罪します」とコメントを発表している。

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