人気ゲームアプリ「Angry Birds」シリーズで知られるRovio Entertainmentが、「Angry Birds Playground」のブランド名のもと教育分野にも本格参入すると発表した。フィンランドの教育カリキュラムに基づき3〜8歳くらいの子供を対象とした教材の制作・販売も行っていく。
Rovioでは昨年よりNASAや欧州原子核研究機構(CERN)とパートナーシップを締結したり、ナショナルジオグラフィック協会とコラボレーションし書籍販売を行ったりしていたが、今後は教科にこだわらず語学、数学、音楽、美術、図工、社会とありとあらゆる教科・分野を対象とし、さらにヘルシンキ大学の教育学部とも協力して子供達が楽しみながら学習できる教材を作っていくという。具体的には、実際に手に取って遊べる玩具や本、ボードゲーム、カードゲームなどを制作予定で、実際にこれらを使用した学習の実証のため香港に拠点を置く教育関連企業の123中國教育發展有限公司(123 Education Development Ltd)と予備契約を締結したとのこと。