シンガポールに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのNonstop Gamesが、北欧のベンチャーキャピタルのCreandumとLifeline Venturesより計290万ドルの資金調達(約2.7億円)を行った。
Nonstop Gamesは2011年にシンガポールに設立されたスタートアップだが、創業者・経営陣が全員フィンランド人という珍しい企業。CEOのJuha Paananen氏はフィンランドのソーシャルゲームディベロッパーSupercellのCEOであるIlkka Paananen氏の兄弟で、プレジデントのHenric Suuronen氏はソーシャルゲームディベロッパーDigital Chocolateのフィンランド支社とドイツのソーシャルゲームディベロッパーWoogaのディレクターを務めた経験を持つ。現在の同社の規模は経営陣を含め計11名とまだ小規模だが、米カリフォルニアにも拠点設立を予定しているとのことで、今回調達した資金は主に人材獲得と新規タイトル開発に使用されるという。なお、同社は今春にスマートフォン/タブレット向けのストラテジー・ソーシャルゲーム「Heroes of Honor」をリリースする。